VLC media player

導入

ダウンロード

VideoLAN - Download official VLC media player for Windows (Windows版)

参考

更新履歴

再生 (Playback)

VLC media playerでは、さまざまメディアを開けます。Documentation:Open Media - VideoLAN Wiki

  • ファイル … ローカルのファイルなど
  • ディスク … CDやDVDなど
  • ネットワーク … YouTubeなどのストリーミング
  • キャプチャーデバイス … 外部デバイスや、デスクトップの画像

再生速度 (Playback speed)

再生速度を変更しても、音声の音程は維持されます。なお、これはタイムストレッチと呼ばれる処理によるものです。Audio time-scale/pitch modification - Wikipedia, the free encyclopedia

既定では下表のショートカットキーにより、再生速度を調整できます。

キー 速度の変化 変化率
- ゆっくり 1.0 0.67 0.5 0.33 0.25 0.12
[ 少しだけゆっくり 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5
] 少しだけ速く 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5
+ (テンキーの) 速く 1.0 1.5 2.0 3.0 4.0 8.0

この操作は、メニューの【再生 → 速度】からでも可能です。またはツールバーに[速度セレクター]を追加するか、ステータスバーを表示すると、それのスライダーで微調整することもできます。

オーディオの遅延

映像と音声のタイミングが合っていないとき、音声の再生タイミングを調整することでそれを一致させられます。

調整はショートカットキーにより行います。

  • 音声が進んでいる … k (オーディオの遅延を増加 +50ms)
  • 音声が遅れている … j (オーディオの遅延を減少 -50ms)

現在の遅延時間はウィンドウ右上に、ミリ秒単位で表示されます。

この表示が正数ならば、音声は通常より遅れて再生されます。逆に負数ならば、通常より早くとなります。

プレイリスト (Playlist)

プレイリストはCtrl + Lで、表示/非表示を切り替えられます。

対応形式

ポッドキャスト (Podcast)

ポッドキャストを利用するには、まず放送局を登録する必要があります。

放送局の登録

ウィンドウ左のペインの[インターネット]にある、[Podcast]の「+」アイコンをクリックします。Additional Sources - Documentation:Playlist - VideoLAN Wiki

[視聴申込]ダイアログで、PodcastのURLを入力します。

なお、ここで登録されたURLは、詳細設定の【プレイリスト → サービスの検出 → Podcast】にある[Podcast URLリスト]で確認と編集を行えます。

放送の聴取

登録した放送局を選択すると、配信されている項目の一覧がプレイリストに表示されます。その一覧から選択することで、放送を聴取できます。

配信リストの取得は初回のみ行われ、これを更新する手段は提供されていないようです。よって再読み込みする必要があるときは、VLC media playerを再起動してリストを取得しなおします。

DLNA (UPnP)

プレイリストの[ローカルネットワーク]から[ユニバーサルプラグ&プレイ]を選択します。

変換 (Converting)

ファイル形式を変換できます。まずメニューの【メディア → 変換 / 保存】を開きます。

そして[ファイル]タブでファイルを追加し、[変換 / 保存]ボタンをクリックします。

出力形式を[プロファイル]から選択して[出力ファイル]で出力先を指定したら、[開始]ボタンで変換が実行されます。このとき変換の進捗は、メインウインドウ下部の時間ツールバーで確認できます。

出力形式

出力形式の詳細は、変換ダイアログのプロファイルすぐ右の編集アイコンから確認できます。

赤い「×」アイコンをクリックすると、選択されているプロファイルが削除されます。そのとき削除の確認はなく、削除されたプロファイルを復元する手段もないため注意が必要です。

プロファイルのダイアログでは、[ビデオコーデック]または[オーディオコーデック]タブで使用するコーデックやビットレートを確認できます。そして必要ならば、これを変更できます。

キャプチャーデバイス (Capture Device)

メニューの【メディア → キャプチャーデバイスを開く】を開きます。

外部デバイス

ビデオキャプチャWebカメラなどの映像や音声を、確認または配信できます。それには[キャプチャーモード]を[DirectShow]とし、デバイス選択で対象のデバイスを選択します。そして[再生]をクリックします。

詳細な設定は、[詳細設定オプション]をクリックして表示されるダイアログで選択するか、[詳細設定オプションの表示]をチェックして表示される[オプションの編集]に直接入力します。

項目 意味
ピクチャーのアスペクト比 n:m 使用する入力ピクチャーのアスペクト比を指定する。デフォルトは4:3
ビデオ入力のクロマフォーマット DirectShowのビデオ入力で使用する、特定のクロマフォーマットを指定する。(例:I420(デフォルト)、RV24など)
ビデオ入力のフレームレート DirectShowのビデオ入力で使用する、特定のフレームレートを指定する。(例:25、29.97、50、59.94など、0はデフォルトを意味する)
デバイスプロパティ ストリームを開始する前に、選択されたデバイスのプロパティダイアログを表示する。
チューナーのプロパティ チューナーのプロパティ「チャンネル選択」ページを表示する。
チューナーのTVチャンネル チューナーが設定するTVチャンネルを指定する。(0はデフォルトを意味する)
チューナー周波数 チャンネルを上書きする。(Hz)
チューナーの国コード チャンネルと周波数をマッピングするため、チューナーの国コードを指定する。(0デフォルトを意味する)
ビデオ規格 ビデオ規格
チューナーの入力タイプ チューナーの入力タイプを設定する。(ケーブル/アンテナ)
ビデオ入力ソース コンポジット、Sビデオ、チューナーなどの、ビデオ入力ソースを選択する。この設定はハードウェアに依存するため、"デバイス設定"で最適な設定を確認する。-1は設定に変更がないことを意味する。
ビデオ出力先 ビデオの出力先を指定する。"ビデオ入力"オプションを参照。
オーディオ入力ソース オーディオの入力ソースを指定する。"ビデオ入力"オプションを参照。
オーディオ出力先 オーディオの出力先を設定する。"ビデオ入力"オプションを参照。
AMチューナーモード AMチューナーモードを0:デフォルト、1:TV、2:AMラジオ、3:FMラジオ、4:DSSから選択する。
オーディオチャンネル数 チャンネル数と共に、オーディオの入力フォーマットを指定する。
オーディオサンプリングレート サンプリングレートと共に、オーディオの入力フォーマットを指定する。
オーディオのサンプルあたりのビット数 サンプルごとのビット数と共に、オーディオの入力フォーマットを指定する。
po\ja.po (VideoLAN - VLC media player source code)

デスクトップ

 

ストリーミング (Streaming)

配信されているメディアを再生する機能 (client) と、メディアを配信する機能 (server) の2つがあります。

再生

メニューの【メディア → ネットワークストリームを開く】でURLを入力し、[再生]をクリックすることで再生できます。

保存 (ダウンロード)

ネットワークのURLを入力した後、[再生]ボタン右のドロップダウンから[変換]を選択することで、ストリーミング配信されているメディアを保存できます。ただし保存の完了には、そのメディアの再生時間と同じだけの時間がかかります。

配信

アドオン (Addons)

エクステンション (Extensions)

機能を追加できます。読み込まれているエクステンションは、メニューの【ツール → プラグインとエクステンション】の[アクティブエクステンション]で確認できます。

エクステンションはVLC Extensionsからダウンロードでき、VLCのインストールフォルダのlua\extensionsに配置します。そして前述の[アクティブエクステンション]にある[エクステンションの再読み込み]をクリックし、エクステンションのリストに追加されるのを確認します。

アクティブなエクステンションは、メニューの【表示】から選択して実行できます。

スキン (Skin)

スキンを指定することで、外観を自由に変更できます。

スキンをSkinsからダウンロードし、VLCのインストール フォルダのskinsに配置します。そして設定の[インターフェース]にある[カスタムスキンを使用]に切り替え、スキンを指定します。最後にVLCを再起動すると、スキンが適用されます。

スキンの適用後は、ウィンドウを右クリックして表示されるメニューの【インターフェース → スキン選択】から、スキンを即座に変更できます。スキンの解除も同様にウィンドウを右クリックして、【インターフェース → 設定】にある[ネイティブのスタイルを使用]に戻すことで行えます。

設定 (Preferences)

メニューの【ツール → 設定】またはCtrl + Pから、各種の設定を変更できます。

設定はvlcrcファイルに保存されます。これの場所はOSによって異なりますが、たとえばWindows 2000以降ならば%appdata%\vlc\になります。Where does VLC store its config file? - VideoLAN - Frequently Asked Questions

詳細設定 (Advanced Preferences)

初期状態では主要な設定項目しか表示されないため、より詳細な設定を行うにはウィンドウ左下の[設定の表示]を[すべて]に変更します。

ホットキー (Hotkeys)

ホットキーを割り当てたい機能をダブルクリックして設定を変更します。このとき表示されるキー割り当てウィンドウでは、ホイールなどのマウスのボタンも有効です。

ツールバー (Toolbar)

ツールバーのアイコンは、メニューの【ツール → インターフェースのカスタマイズ】から変更できます。

ツールバーの項目
日本語表記 英語表記
再生 Play
停止 Stop
開く Open
前 / 戻る Previous / Backward
次 / 進む Next / Forward
ゆっくり Slower
速く Faster
全画面表示 Fullscreen
全画面表示の解除 De-Fullscreen
拡張パネル Extended panel
プレイリスト Playlist
スナップショット Snapshot
レコーディング Record
2点間(A-B)ループ A->B Loop
フレームごと Frame By Frame
逆転トリック再生 Trickplay Reverse
少し戻る Step backward
少し進む Step forward
終了 Quit
ランダム再生 Random
ループ / 繰り返し Loop / Repeat
情報 Information
前へ Previous
次へ Next
字幕を開く Open subtitles
全画面コントローラーをドック Dock fullscreen controller
スペース Spacer
スペースを拡げる Expanding Spacer
スプリッター Splitter
時間スライダー Time Slider
時間 Time
音量 Volume
   
最小音量 Small Volume
DVDメニュー DVD menus
テレテキスト Teletext
拡張ボタン Advanced Buttons
再生ボタン Playback Buttons
アスペクト比セレクター Aspect ratio selector
速度セレクター Speed selector
経過時間 Elapsed time
合計時間/残り時間 Total/Remaining time

言語 (Language)

設定の[インターフェース]で、メニューなどに使用する言語を変更できます。これは既定で[Auto]に設定されており、日本語環境ならば日本語で表示されます。英語に変更する場合には[English]という項目は用意されていないため、[American English]や[British English]を選択します。

言語の変更は、VLCの再起動後に反映されます。

トラブル対処法

ログの確認方法

問題が発生したとき「詳細はログを確認してください。」と表示されることがありますが、そのログは

  • メニューの【ツール → メッセージ】の[メッセージ]タブ
  • VLCのインストール フォルダのvlc-log.txt

のいずれかで確認できます。logging - how to get vlc logs? - Stack Overflow

文字が化ける

タグなどがUnicode以外の文字エンコーディングで書き込まれていると、文字化けして表示されることがあります。その場合には文字エンコーディングをUnicodeに修正すると、問題は解消されます。

たとえばMP3のタグが文字化けするならば、Mp3tagのID3タグの設定で[ID3v2.3 UTF-16]などを指定してタグを上書きすれば、文字エンコーディングは修正できます。

なおプレイリストの文字化けは、そのプレイリストを再読み込みするまで修正は反映されません。

ホットキーが機能しない

IMEを無効にしてみます。