構文

CSSの宣言

property : value

宣言ブロック (declarations block)

宣言は、波かっこで区切ったブロックでグループ化できます。このとき各宣言はセミコロンで区切ります。ブロック内の最後の宣言の後には、セミコロンはあってもなくても構いません。

{
    property1:value;
    property2:value;
    property3:value
}

{
    property4:value
}

セレクタ (selector)

宣言ブロックが適用される条件を、セレクタで定義します。

selector
{
    property:value
}

文字

大文字/小文字の区別

CSSの構文では大文字/小文字は区別されません。しかしHTMLのidやclass属性、フォント名、URIでは区別されます。4.1.3 Characters and case - Syntax and basic data types

Unicode

文字をUnicodeで表記する場合、たとえば「あ」のコードポイント「U+3042」は「\3042」と記述します。Adding HTML entities using CSS content - Stack Overflow

CSS 関数記法 (CSS value functions)

var()

カスタムプロパティ (custom property) の値を挿入できます。

var( custom-property-name , declaration-value? ) 

declaration-valuecustom-property-nameが無効なときに用いられる値で、省略可能です。

custom-property-nameは2つのハイフン (--) から始めます。そして大文字/小文字が区別されます。

:root {
  --main-color: black;
}

プロパティのスコープを文書全体とするには、:root擬似クラス内で定義します。

url()

リソースを指定できます。その場所はhttpなどのほか、dataプロトコルでも指定できます。

URLは引用符で囲まないか、囲むならシングルまたはダブルクォートのいずれでも構いません。

css_property: url(http://example.com/sample.png)
css_property: url('http://example.com/sample.png')
css_property: url("http://example.com/sample.png")
The url() functional notation - <url> - CSS | MDN

相対URLで記述する場合はスタイルシートがあるURLが基準であり、スタイルシートが読み込まれたページではありません。

css_property: url("../sample.png")

この記法は、以下の属性などで利用できます。

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