textarea要素

使用例

<textarea>ABC</textarea>

テキストの改行

コード 表示例
<textarea>A
B</textarea>
<textarea>A&#10;B</textarea>
(文字参照で表記)

属性

属性 作用
cols コントロールの幅 (平均的な文字幅による)。既定値は20
rows コントロールの可視領域の行数
disabled  
readonly  
name  
属性 - textarea 要素 - HTML: HyperText Markup Language | MDN

cols

  cols属性による指定
cols="**"
CSSのwidth属性による指定
style="width: **em"
3文字分の幅
5文字分の幅

rows

  rows属性による指定
rows="**"
CSSのheight属性による指定
style="height: **em"
2行
4行

wrap

テキストが表示領域の幅を超えた場合について制御できます。指定値は3つあり、画面への表示とformからの送信への影響が異なります。

表示領域の幅を超えた場合
  画面への表示 formからの送信
soft (既定) 改行する 改行しない
hard 改行する ※1
off 改行しない
wrap attribute | wrap property (Internet Explorer) | MSDN

※1 Firefoxでは、cols属性も指定されていなければ送信データは改行されません。wrap - textarea 要素 - HTML | MDN

wrap="soft" wrap="hard" wrap="off" wrap="hard"
cols="5"




[送信]をクリックすると、それを受信した結果が下のフレームに表示されます。

placeholder

入力すべき値を示唆できます。

placeholder内での改行

placeholderの値にキャリッジリターン (\r) またはラインフィード (\n) が含まれる場合、そこで改行して表示されるはずです。しかし実際にはブラウザによって挙動が異なり、Firefoxなどでは改行されません。html - Insert line break inside placeholder attribute of a textarea? - Stack Overflow

コード 表示例
placeholder="A
B"
placeholder="A&#10;B"
文字参照で表記
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