eneloop (エネループ)
使用上の注意事項
- 電池ごとの劣化状態をそろえる
- 使用する充電池は機器ごとに決めて、グループ化して使用する
→ 複数の機器への充電池の使い回しは、充電池の劣化状態をばらつかせる
- 同一品番・同時購入・同時充電・同時放電で、充電池の状態をそろえる
- 専用の充電器の使用
→ 専用ではない充電器は過充電および満充電のバラツキによる、電池の劣化をまねく
- 過放電させない
充電式電池のメモリー効果とは?(メモリー現象とは?) PZ18111 - ニッケル水素電池&充電器 - Panasonic
- 過充電させない
- 電極を正常に保つ
- 充電池と充電器の電極はこまめにみがく
→ 目に見えない汚れでも大きな影響があり、充電では未充電や充電不足となり、放電では使用時間が短くなる
- プラス端子に機械的変形が発生するほどの圧力を加える
→ 安全弁作動による液漏れ劣化をまねく
- 高温にさせない
- 高温・多湿環境下での長期間保管
→ 高温劣化・液漏れによる過放電劣化をまねく
- 充電直後の高温状態での放電
→ 充電熱に放電熱が加わり高温劣化をまねく
- 大電流放電の継続による電池内部の異常温度上昇
→ 電池内部の膨張による電解液の放出劣化をまねく
ニッケル水素電池を末永く使うためには、何に気を付けたら良いですか?PZ18130
富士通充電池
FDKの製品です。なおFDKは、Fuji Denki Kagaku (富士電気化学) に由来します。
~FDKのニッケル水素電池は、eneloopと何が違うのか? - 家電製品ミニレビュー - FDK「富士通充電池」 - 家電 Watch 藤山哲人 (2012/08/21)
富士通充電池とeneloopの関係
「外観やスペック、利用時間はまったくと言っていいほど富士通充電池とeneloopは酷似しているが、この結果だけを見れば、富士通充電池は大電力機器での間欠利用で性能が高くなるようにチューニングされ、eneloopはワイドレンジで使えるようになっているようだ。まとめれば、外観がソックリなのは、最終的に電池の金筒に納める製造ラインは同じであるためで、電池の中身の物質や添加物は、富士通充電池とeneloopでは異なる、というのが筆者の推測だ。」家電製品ミニレビュー - FDK「富士通充電池」 - 家電 Watch 藤山哲人 (2012/08/21)
- 「現在三洋電機の充電池と言えばニッケル水素電池の「eneloop」(図1)が有名だが、現在同社はeneloopを製造していない。三洋電機はパナソニックの子会社となり、パナソニックにもニッケル水素電池「EVOLTA」シリーズがある。この両社が一緒になるとニッケル水素電池部門が各国の独占禁止法に触れるため、三洋電機の家庭用ニッケル水素電池の開発・製造部門は2010年に富士通傘下のFDKへ譲渡され、FDKはFDKトワイセルとなった。三洋電機は、eneloopの商品企画のみを担当している。」「充電長持ち」から始まった三洋の電池戦略:小寺信良のEnergy Future(5)(1/3 ページ) - MONOist 小寺信良 (2011/09/15)
- 「2008年に発表された三洋電機とパナソニックの統合で問題になったのが、両者のニッケル水素電池部門だ。パナソニックは充電式EVOLTA、三洋はeneloop(エネループ)でシェアを競いあっていたため、両者が統合されるとニッケル水素のシェアの大部分を押さえてしまう。そのため独占禁止法やアメリカの反トラスト法に抵触しないように、それまでeneloopの製造を行なっていた三洋エナジートワイセルが富士通の子会社であるFDKに売却され、同時に社名もFDKトワイセル変更された」
「現在発売されているeneloopは、その100%を富士通傘下のFDKトワイセルが製造し、パナソニックが三洋電機ブランドで発売しているという、ややこしい関係に」
家電製品ミニレビュー - FDK「富士通充電池」 - 家電 Watch 藤山哲人 (2012/08/21)
FDKトワイセルは、2014年にFDKに吸収合併されています。会社紹介 | FDKの歩み 2010年代 | FDK