LED | 色 | 状態 |
---|---|---|
POWER | ■緑 | USBポートから電源が供給されている |
ACTIVE | ■青 | PCに接続され、通信がアクティブ状態 |
STATUS | ■緑 | 正常に動作している状態 |
■黄 | プログラムの書き込みなどの処理によりビジー状態 (Busy) | |
■赤 | エラー状態 (Error) |
PICkit3単体によるプログラム書き込み機能 (Programmer-To-Go) を実行するときに用います。
PICkit3には特別なドライバは不要で、PCと接続するだけで認識されます。なおPICkit3は消費電力が100mAを上回るハイパワーデバイスであるため、電力供給の十分なポートに接続する必要があります。
MPLAB IDEから接続するとき、初回はファームウェアの書き換えを要求されます。このときターゲット ボードに適切な電源が供給されていないと、書き換えに失敗します。
PICkit 3 detected Connecting to PICkit 3... Running self test... Self test completed RS Version.......... 01.08.22 AP Version.......... 01.08.12
Downloading RS... RS download complete Downloading AP... AP download complete Running self test... Self test completed Firmware Suite Version...... 01.26.81 Firmware type......................dsPIC30F PICkit 3 Connected. Target Detected Device ID Revision = 00001002
「Failed to properly connect to PICkit 3」のメッセージで接続に失敗する場合、接続をやり直すことで解決できることがあります。それにはメニューの【Programmer → Reconnect】を実行するか、【Programmer → Select Programmer】から他のプログラマに変更後に再度PICkit3に戻す方法があります。
ピン番号 | 信号 |
---|---|
1※1 | MCLR/VPP |
2 | VDD Target |
3 | Vss Ground |
4 | PGD (ICSPDAT) |
5 | PGC (ICSPCLK) |
6 | PGM (LVP) |
「Target Device ID (00000000) does not match expected Device ID (01000000).」のようなメッセージで接続に失敗する場合は、配線の誤りまたは接触不良の可能性が考えられます。またはデバイスがリセットされている状態でも、このようなメッセージが表示されます。
PICkit3からデバイスへ電源を供給できます。これは小規模な回路を想定したもので、供給できる電流は30mAまでです。
電源供給を行うには、メニューの【Programmer → Seggings...】から[PICkit 3 Settings]を開き、[Power]タブにある「Power target circuit from PICkit 3」にチェックを入れます。
ICSPによる書き込みを行うときには、PGDピンとPGCピンをPICkit3以外と接続しないようにします。接続されていると、
Programming... The following memory regions failed to program correctly: Program Memory Address: 00000000 Expected Value: 00040000 Received Value: 00000000 Programming failed
のように、書き込みに失敗することがあります。