導入

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ライセンスはGPLv2です。

R Consoleの表示設定

R Consoleの表示方法は、メニューの【編集 → GUIプリファレンス】から変更できます。変更後は[Save]でその情報を既定の場所に保存しておくと、次回起動時にもそれが反映されます。

一覧に表示されないフォントでも、フォント名を入力することで指定できます。3.5 I would like to be able to use Japanese fonts. - R for Windows FAQ

言語

メニューやメッセージの言語は[GUIプリファレンス]の[Language for menus and messages]から変更でき、たとえばそこに「en」と入力すると英語になります。そのとき指定可能な言語は、Rのインストールフォルダのlibrary\translationsにあるフォルダ名から確認できます。7.1 Locales - R Installation and Administration

> strsplit(Sys.getlocale(),";")
[[1]]
[1] "LC_COLLATE=Japanese_Japan.932"
[2] "LC_CTYPE=Japanese_Japan.932"
[3] "LC_MONETARY=Japanese_Japan.932"
[4] "LC_NUMERIC=C"
[5] "LC_TIME=Japanese_Japan.932"
R: Query or Set Aspects of the Locale
> Sys.localeconv()
    decimal_point     thousands_sep          grouping
              "."                ""                ""
  int_curr_symbol   currency_symbol mon_decimal_point
            "JPY"              "\\"               "."
mon_thousands_sep      mon_grouping     positive_sign
              ","            "\003"                ""
    negative_sign   int_frac_digits       frac_digits
              "-"               "0"               "0"
    p_cs_precedes    p_sep_by_space     n_cs_precedes
              "1"               "0"               "1"
   n_sep_by_space       p_sign_posn       n_sign_posn
              "0"               "3"               "3"
R: Find Details of the Numerical and Monetary Representations in...

作業ディレクトリの設定

作業ディレクトリ (working directory) は、既定ではRgui.exeを起動したディレクトリとなっています。2.14 What are HOME and working directories? - R for Windows FAQ

現在の作業ディレクトリはgetwd()で確認でき、setwd()で変更できます。R: Get or Set Working Directory

つねに指定のディレクトリを作業ディレクトリとするには、エクスプローラーでRgui.exeへのショートカットのプロパティを開き、そこの[作業フォルダー]でディレクトリを指定します。Rで統計: 作業ディレクトリの設定と確認 – setwd()、getwd()関数

コマンドの連続実行

スクリプトとして保存しておくことで、複数のコマンドを一括して実行できます。作成にはR Consoleのメニューの【ファイル → 新しいスクリプト】でR editorを開き、そこで記述し、そのエディタのメニューから保存します。それを利用するにはR Consoleのメニューの【ファイル → スクリプトを開く】から開き、エディタ上でCtrl + Aでコードをすべて選択し、Ctrl + Rで実行します。04. R 用エディタ - R-Source

スクリプト ファイルの実体はテキストのため、ただ作成するだけならば他のエディタでも構いません。しかしR editorでは選択されているコード部分だけを実行できる機能があり、コードの一部を選択しCtrl + Rを押下することで、特定のコマンドの実行を確認できます。また選択されていない場合には逐次実行の様式となり、カーソル行から順に実行できます。

プロンプト

既定のプロンプトは「>」です。1.5 Using R interactively - An Introduction to R

行内でコマンドが完結しなかった場合には、次の行でプロンプトが既定で「+」となります。1.8 R commands, case sensitivity, etc. - An Introduction to R