コンパイラ

Visual StudioのC#コンパイラの実体は、csc.exeです。

オプション

出力

-platform

対象とするプラットフォームを指定します。

引数  
anycpu どのプラットフォームでも実行できるようにコンパイルする。可能ならば64ビット プロセスで実行し、32ビットしか利用できないならば、それにフォールバックされる。既定値
anycpu32bitpreferred  
ARM  
x86  
x64  
Itanium  
/platform (C# Compiler Options) | MSDN

デバッグ

-debug

-debugを指定するとデバッグ情報が生成され、PDBに出力されます。

引数 デバッガーで開始したとき 実行中のプログラムにアタッチしたとき
full ソースコードをデバッグできる ソースコードをデバッグできる
pdbonly アセンブラしか表示できない
-debug (C# コンパイラ オプション) | Microsoft Learn

-wan

コンパイラの警告レベルを設定します。下表のように0~4までで、既定で4となっています。

警告レベル 表示される警告
0 なし
1 重大な警告のみ
2 重大な警告と、重大度が低い警告
3 重大な警告と、レベル2より重大度が低い警告
4 レベル3の警告と、情報だけの警告 [既定]

プリプロセッサ

-define

Visual Studioではこれを、プロジェクトのプロパティの[ビルド] → [条件付きコンパイル シンボル]で設定できます。

#defineとは異なり、ソースのすべてのファイルに作用します。DefineConstants - C# コンパイラ オプション - 言語機能の規則 | Microsoft Learn

その他

-unsafe

unsafeキーワードの使用を許可します。/unsafe (C# Compiler Options) | MSDN

Microsoft Learnから検索