Javaによる開発を行うために必要な、JDK (Java Development Kit) をインストールする方法について解説します。
Javaは大別すると2種類あり、
のそれぞれが必要となります。ただし次に示すようにJDKにはJREが含まれるため、JDKを導入した場合にはJREを別途インストールする必要はありません。
JREは状況によって、
と呼ばれることがあります。無料Javaソフトウェアをダウンロード
Javaの開発環境、JDKには
の3種類があります。Java Developer Connection Java 開発者向け技術情報
ここではデスクトップシステム向けの開発をすることを前提とするため、Java SEのJDKをダウンロードすることとします。
次のページからJDKのダウンロードページへのリンクをクリックし、お使いのプラットフォームに対応したファイルをダウンロードします。たとえば64bit版WindowsのJDK 7のアップデート1ならば、[jdk-7u1-windows-x64.exe]がそれです。
ダウンロードしたファイルを実行します。
インストールするコンポーネントとJDKのインストール フォルダを選択します。このとき選択肢の1つである公開JRE (パブリックJRE (Public JRE)) とは、他のJavaアプリケーションからも利用可能なJREです。これはJDKとは別のパスにインストールされ、レジストリにも登録されます。一方で非公開のJREはプライベートJRE (Private JRE) と呼ばれ、JDKのディレクトリにインストールされます。Private Versus Public JRE - JDK Installation for Microsoft Windows
JREのインストール フォルダを選択します。
インストールの成功は、インストール済みのJavaのバージョンによって確認できます。
古いバージョンがすでにインストールされているときには、それを削除します。
JDKをインストールすると、JREの一部として[Java(tm) Plug-In SSV Helper]というInternet Explorerのアドオンがインストールされます。しかしこれは管理者が管理下にあるPCにインストールされているJavaの更新を助けるためのものであり、一般のユーザーには不要なものです。Tech ARP - ED#143 : Java Plug-In SSV Helper - Should It Stay Or Should It Go? Rev. 3.0