ローカルに新規にリポジトリを作成するか、すでにあるリモートのリポジトリから取り込みます。
ローカルのリポジトリから作業を開始できます。ローカル リポジトリから開始する - Set up Git on your dev machine (configure, create, clone, add) | MSDN
ソリューション作成時にリポジトリを作成するならば、ソリューションの作成ダイアログで[新しい Git リポジトリの作成]をチェックします。一方でソリューションが既に作成されているならば、メニューの【ファイル → ソース管理に追加】を実行します。
Visual Studio 2022ではメニューの【Git → Git リポジトリの作成】で[ローカルのみ]を選択することで、ローカルのリポジトリを作成できます。
リモート リポジトリから開始する - Set up Git on your dev machine (configure, create, clone, add) | MSDN
[設定] → [グローバル設定]で設定および変更できます。リポジトリごとに設定するならば、それの[リポジトリの設定]から行えます。
メニューの【表示 → チーム エクスプローラー】から表示できます。
一部のファイルのみをコミットするならば、そのファイルをステージします。一方でそれを取り消すならば、アンステージします。
ソリューション エクスプローラーでソリューションを右クリックして、以下の機能を実行できます。
変更の履歴は、チーム エクスプローラーまたはソリューション エクスプローラーから確認できます。
表示された履歴の項目をダブルクリックまたは右クリックして[コミットの詳細の表示]を実行すると、チーム エクスプローラーでそのコミットにより変更されたファイルの一覧を確認できます。そしてそれらのファイルをダブルクリックまたは右クリックして[以前と比較]を実行すると、ファイルの差分を確認できます。
ツールバーの[ファイルの比較]から、差分の表示方法を変更できます。
インデントを変更した場合には、[ファイルの比較]ツールバーの[トリム スペースを無視]を有効にすることで、変更されたテキストと認識される部分を抑制できます。
チーム エクスプローラーで対象のファイルを右クリックし、[このローカル項目を無視]とします。または同種のファイルを一括して指定するならば、[この拡張を無視]を選択します。
フォルダ単位で無視するならば、それを右クリックし[これらのローカル項目を無視]を選択します。
すでにインデックスされているファイルは、先にそれを除去する必要があります。それにはコマンドで、
ファイル単位 | C:\>git rm --cached file |
---|---|
フォルダ単位 | C:\>git rm -r --cached directory |
とし、その後[変更] → [ステージング済みをコミット]で更新し、再びインデックスされないように[設定] → [リポジトリの設定]から.gitignoreを開き、除外対象を追記します。
コマンドで操作するには、公式ページからダウンロードしてインストールするか、Visual Studioのセットアップから[Git for Windows]をインストールする必要があります。
インストール後は、[変更]などの[操作] → [コマンド プロンプトを開く]から開けます。
元に戻したはずなのに変更されたファイルとして表示され、差分でも変更を確認できないことがあります。その場合には、改行文字を確認します。そしてそれが意図したものでなければ、メニューの【ファイル → 保存オプションの詳細設定】の[行の終わり]で、改行文字を指定した上で保存することで戻せます。
この問題は、[元に戻す]として変更を戻すと、改行文字がCRLFに変更されることによって生じます。