再生する音楽データにデジタル処理を施すコンポーネントについて解説します。
DSPはコンポーネントと同様に追加できます。
foobar2000: Components Repository
インストールされているDSPの有効/無効化およびそれらの設定は、Preferenceの【Playback → DSP Manager】で行えます。
インストーラ同梱のDSPであり、以下のようなさまざまなDSPを含みます。
曲間をクロスフェードさせられます。
無音区間を抜いて再生できます。
設定項目 | |
---|---|
Minimum silence duration to activate removal | 無音区間と判定する長さを、ミリ秒で指定する |
Leave the initial period intact | 有効にすると、冒頭の無音区間は除外される |
Silence detection threshold | 無音と判定する音量を、デシベルで指定する |
イコライザーです。インストーラに同梱されています。
さまざまな音響効果のコレクションです。
foobar2000: Components Repository - Effect DSP
テンポとピッチを調整できます。
設定項目 | |
---|---|
Tempo adjust | ピッチを変えずに、テンポ (再生速度) を変える |
Pitch adjust | テンポを変えずに、ピッチ (音の高さ) を変える |
Rate adjust | レコードの回転速度を変えるように、テンポとピッチを同時に変える |
foobar2000: Components Repository - Dolby Headphone Wrapper
このDSPを使用するには、DolbyHph.dllが必要になります。これはPowerDVDがインストールされているならばそのインストール フォルダ以下にあり、たとえば%PROGRAMFILES(X86)%\Cyberlink\PowerDVD10\AudioFilter\DolbyHph.dllがそれです。
当該ファイルが複数見つかった場合には、そのファイルのプロパティからバージョンを確認します。そして最新のものを選びます。