対象とするファイルを右クリックし[Properties]を選択し、表示されたウィンドウの[Metadata]で、タグの確認と編集を行えます。
編集できるのは[Metadata]タブの項目だけで、[Properties]タブでは確認のみです。
このウィンドウで[Name]の列をダブルクリックすると、タグの編集ウィンドウが開きます。[Value]の列をクリックすると、直接タグを編集できます。
また右クリックするとメニューが表示され、さらに追加の機能を使用できます。
Propertiesウィンドウで複数の項目をコピーしてテキストエディタやExcelに貼り付けることで、大量のデータを好みのツールで編集できるようになります。そして編集後にPropertiesウィンドウに貼り付けると、選択されている項目を更新できます。
複数項目の選択は、エクスプローラと同様の方法でできます。
対象とするファイルを選択した状態で右クリックし、メニューから【Tagging → MP3 tag types】を選択します。
表示された[MP3 tag types]ダイアログで、追加するタグの規格にチェックを入れ、削除するものはチェックを外します。そして[Update files]をクリックすることで処理が実行されます。
Custom columnsで$info(tagtype)
を登録することで、Playlistの一覧にタグの規格を表示できます。またそれで並べ替えることで、特定の規格のファイルを抽出できます。
一般的なfield名の一覧がTitle Formatting Referenceにあります。
ファイルのタグの情報です。
※1 %album artist%
はタグの'album artist'をつねに意味するわけではなく、'album artist'の値が存在しない場合には、
の順に他のタグで代替されます。%artist%
も%album artist%
に近い挙動を示しますが、'album artist'のタグよりも'artist'が優先されます。
※2 トラック番号を表すタグは2種類あり、たとえばトラック番号が「5」のとき
%tracknumber%
… 先頭にゼロをつけて「05」%track number%
… 先頭にゼロはなく、「5」のように返されます。
ファイルのデータの情報です。
既定で用意されていないフィールドも、Custom columnsに登録することで表示できます。それはPreferencesの【Display → Default User Interface → Playlist View】にあります。これはカラムを右クリックし、【Columns → More...】としても表示できます。
作成したフィールドをPlaylist Searchなどで使用していると、Custom columnsからそのフィールドを削除しても、使用されたときに自動で追加されてしまいます。
Name | Pattern | 出力例 |
---|---|---|
Genre | %genre% |
|
Parent Directory | $directory(%path%,2) |
|
Directory | $directory(%path%,2) - %directoryname% |
|
Album (Directory) | $if2(%album%,%directoryname%) |
|
Artist | $if2(%album artist%,%directoryname%) |
|
Tool | $info(tool) |
LAME3.90 |
Tag Type | $info(tagtype) |
id3v2.3 |
Track gain※1 | %replaygain_track_gain% |
|
Last played (YY-MM-DD形式)※1 | $if($strcmp(%last_played%,N/A),---,$substr(%last_played%,3,10))) |
登録したPatternの情報は、configuration\foo_ui_std.dll.cfgに保存されます。