FastCopy

導入

12. 履歴 - FastCopy Helpに更新履歴があります。

「FastCopy」無料の高速ファイル・コピーツール - 窓の杜

インストーラーによるインストール時に[展開のみ]を選択することで、指定のフォルダに必要なファイルを展開でき、それをポータブル版として使用できます。

コピー方法

[Source]ボタンからコピー元を、[DestDir]からコピー先を指定できます。このボタンからの指定では、パスの末尾に「\」が付きます。

「DestDir指定の末尾に \ があるかどうかで、挙動が変化します。」の意味は、[リストアップ]から実行結果を先に確認することで確かめられます。

[予測]をチェックすると"--Remain 1:00:00 (20%)--"のように、予測された完了時間と進捗を確認できるようになります。

動作モードの指定

モード  
差分 条件に一致する場合のみコピー
コピー 無条件にコピー
同期 条件に一致する場合のみコピー。コピー元になければ、コピー先から削除
移動 無条件に移動

[一般設定]の[動作モード設定]で選択されている項目だけが、モードに表示されます。

同期

同期対象のディレクトリをDestDirで指定したら、そのの末尾には「\」を付けないようにします。同期では削除を伴うため、実行前に[リストアップ]で結果を確認するのが安全です。

フィルタ

条件に一致するファイルやディレクトリだけをコピーの対象にしたり、対象から除外したりできます。

下表のUNIXのワイルドカード形式で指定できます。 フィルタ指定 - FastCopy Help CodeZine(コードジン)

表記 対象
* 0文字以上の任意の文字
? 1文字以上の任意の文字
[abc] abcのいずれかの1文字
[!abc] abcいずれかの以外の1文字
[a-z] aからzまでの1文字

「\」は、先頭に指定すると前方一致、途中または末尾ではディレクトリ区切りに一致します。

入力欄の右の[...]をクリックすると、複数のフィルタを指定できます。これは「;」で区切って入力しても同じで、これで複数の条件を指定できます。たとえばA\;B\とすると、相対パスでAとBのディレクトリに一致します。

実行

[実行]ボタンを押します。コピーの速度は、コピーの情報の[TransRate]で確認できます。

CRCエラー

ReadFile(データ エラー (巡回冗長検査 (CRC) エラー) です。23)」とログに記録されるならば、そのファイルが破損している恐れがあります。イベント ビューアーで問題を確認します。

再度コピーすることで成功することがあるならば、robocopyで再試行オプションを指定してコピーします。

設定

一般設定

コピー設定

[フィルター使用時、空ディレクトリは作成しない]が既定で有効になっており、空のディレクトリはコピーされません。

ログ設定

実行するごとに、実行ファイルのディレクトリのLog以下にログが記録されます。これが不要ならば一般設定の[ログ設定]の[ファイルログを記録(Log\日付.log)]のチェックを外します。

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