操作は、選択されているファイルがあるならばそれに、なければフォーカスのあるファイルに適用されます。よってファイルの削除などの操作には注意が必要です。
選択の解除は、個別にはメニューの【編集 → 選択/解除】または既定ではSpaceキーで行えます。一方ですべての解除は[垂直ツールバー]の[選択をクリア]アイコンをクリックするか、メニューの[すべて選択]を実行後に[選択を反転]します。またはオプションの[オプション]タブの[ESCキーの動作]を[すべて解除]に設定しておけば、Escキーで解除できます。Select Files/Folders - NexusFile Help
初期状態ではファイル一覧の末尾にドライブの情報も表示されますが、これはオプションの[表示]タブの[一覧表示]にある[リスト内にドライブリストを表示]のチェックを外すことで消せます。
更新日時の「今日」や「* 日以前」の表記は、オプションの[表示]タブの[書式]にある[使用する書式 (일 전 형식으로 보기 / Use Date Age)]のチェックを外すことで無効にできます。
ユーザーインターフェイスの色やアイコンなどを、メニューの【表示 → スキン】から変更できます。Skin - NexusFile Help
このスキンの定義はインストールフォルダのskinにあり、そこに新しいフォルダを作成しconf.iniの名前で設定ファイルを作成することで、新しいスキンを追加できます。このconf.iniへの変更は、再起動後に適用されます。
区分 | 適用対象 |
---|---|
[Menu] | メニュー |
[Toolbar] | ツールバー |
[List] | ドライブボタン、アドレスバーなど
|
[VertBar] | 垂直ツールバー |
[ButtonBar] | ファンクションボタン |
[FTP] |
使用中のスキンのフォルダ名を変更すると、NexusFileの起動時に「Cannot open file "C:\". 指定されたパスが見つかりません。.」として起動できなくなります。その場合には元のフォルダ名に戻すか、userdata\nexusfile.iniのskin=
行のスキン名を、新しいフォルダ名に合わせます。
ファイル名やサイズのテキストの色、それに拡張子ごとの色分けを設定できます。カラーの定義はインストールフォルダのcolorsに、.colの拡張子であります。
区分 | 適用対象 |
---|---|
[NEXUSFILECOLOR5] | 基本カラー |
[Ext] | 拡張子の色分け |
メニューの【表示 → 2画面ウィンドウ 】から、1画面と2画面を切り替えられます。そして2画面の状態では、Tabで2つのウィンドウのフォーカスを切り替えられます。
メニューの【表示 → 隠し属性ファイルを表示】をチェックすると、[フォルダ/ディスクの情報]表示部に「H」の記号が表示されます。
現在のパスのフォルダ数とファイル数、それにサイズを確認できます。フォルダ数には上位フォルダへのリンクも含まれるため、ルート以外では実際より1つ多い数となります。
ファイルを選択している状態では、その数とサイズも確認できます。
一般的なステータスバーの位置に表示され、フォーカスのあるファイルの情報を確認できます。
複数のファイルが選択されている状態でリネームすると、最初のファイルから順に名前を指定することになります。これは同一名に連番が付加されるエクスプローラとは、異なる挙動です。
リネームではファイル名と拡張子の入力欄が分けられています。一方でコピー時の名前の衝突によるリネームではそれが分けられていないため、拡張子を消してしまわないよう注意が必要です。
ファイルを選択した状態でメニューの【ファイル → 拡張リネーム】を選択することで、複雑な条件でリネームできます。Advanced Rename
リネームの方法は[追加]をクリックすることで条件に追加でき、[プレビュー]を確認後[リネーム]をクリックすることで実行されます。またそのときのリネームの条件は[カスタム]の右の[保存]をクリックすることで保存でき、次回以降は簡単に実行できます。
ファイルの表示順はショートカットキーやメニューの【表示 → ソート】などから変更できますが、メニューの【表示 → 一覧表示】で[詳細表示]を選択することで、ファイル一覧のヘッダ部から変更できるようになります。
設定は、userdata\nexusfile.iniに保存されます。
キーの割り当ては、F12キーから確認と編集をできます。設定はインストールフォルダのuserdata\shortcut.iniに保存されるため、このファイルを編集することでも割り当てを変更できます。ただしファンクションキーとの組み合わせは別の場所で設定します。
ファンクションキー単独およびCtrlとの組み合わせは、オプションの[ファンクションキー]から割り当てを設定します。この設定はuserdata\nexusfile.iniの[FuncKey]の項目に保存され、既定では次のように定義されています。Function Keys - NexusFile Help
[FuncKey] F2=#Rename F3=#CopyTo F4=#MoveTo F5=#Refresh F6=#AdvRename F7=#NewFolder F8=#RecycleBin
ファイルなどを右クリックしたときの[エクスプローラのメニュー]からは、割り当てられたすべての機能を実行できるわけではありません。そこで表示されない機能は、エクスプローラから実行します。
NexusFileからのドロップが機能しないならば、他のファイラーから試します。
オプションの[オプション]タブにある、[このプログラムで.wav(Wave Sound)ファイルを再生する。]のチェックを外します。
ショートカットキーの/からコマンドを実行できますが、NexusFileは32ビット アプリケーションのため、%windir%\System32へのアクセスは%windir%\SysWOW64へリダイレクトされます。そのためそこに存在しないコマンドは実行できないため、NexusFileをあきらめ他の64ビット アプリケーションから実行するようにします。