Windows バックアップはWindows 7のみの機能で、Windows 8以降ではファイル履歴に置き換えられています。Windows 8: ファイル履歴について | TechNet (2013/09)
Windows バックアップは、コントロールパネルの[システムとセキュリティ]にある[パックアップの作成]、または%WINDIR%\System32\sdclt.exeから起動できます。
スケジュールに登録することで、定期的に自動でバックアップできます。これはバックアップ対象を指定するウィザードから設定できます。
スケジュールされたタスクは、タスクスケジューラの[AutomaticBackup]の項目で、その詳細を確認できます。この項目は、タスクスケジューラのコンソール ツリーでは【タスク スケジューラ ライブラリ → Microsoft → Windows → WindowsBackup】にあります。
[バックアップと復元]の[領域の管理]から、バックアップされたデータの確認と削除を行えます。
システム イメージとは、Windowsとそのシステムの設定および使用するプログラムやファイルを含む、全体のコピーです。システム イメージとは
これの管理方法には、
の2種類がありますが、ドライブの容量が不足する場合には「最新のシステム イメージのみ…」を選択します。
「指定されたファイルが見つかりません。」としてエラーコードが「0x80070002」のエラーが発生する場合には、バックアップ対象のファイルが存在しているか確認します。Windows 7 にファイルをバックアップする場合の 0x8100002F のエラー コードまたはエラー コード 0x80070002
「別のトランザクションで使用するために予約されている名前を関数で使用しようとしました。 (0x80071A90)」としてバックアップの設定でエラーとなる場合には、OSを再起動することで解決できることがあります。
この問題は、セキュリティ ソフトのESET Securityが原因で引き起こされることもあります。当該のソフトウェアがインストールされているならば、ESETのサービスであるESET Serviceを一時的に停止させるウイルス・スパイウェア対策を一時的に無効にすることで解決できます。Win7 バックアップスケジュールの設定でエラーが発生 - マイクロソフト コミュニティ
システムの復元をした後でバックアップと復元のウィンドウを開くと、「コンピュータが以前の状態に復元されています。このため、バックアップ設定が最新の状態でない可能性があります。」と表示されることがあります。
このときメッセージ横の[オプション]をクリックしても、「前回のバックアップは成功しました。現在エラーはありません。」と、つじつまの合わない反応しかありません。そうではなく、この場合には[設定の変更]をクリックし指示通りバックアップの設定を確認します。
Windows バックアップは基本的に差分バックアップで、とりおり完全バックアップで実行されるようです。
バックアップは、バックアップ期間と呼ばれるセット内に作成されます。ディスク領域を最大限に活用するために、Windows バックアップでは、選択したすべてのフォルダーが初回の実行時にバックアップされ、2 回めの実行からは前回のバックアップ以降に作成または変更されたファイルのみがバックアップされます。また、Windows では、定期的に新しい完全バックアップが作成されます。
ディスク領域を最大限に活用するためのバックアップ設定
バックアップのデータは、そのバックアップ先に
の構成で保存されます。Windows 7新時代:第15回 Windows 7のバックアップ機能 (3/3) - @IT 打越浩幸 (2010/12/22)