XnView

このページでは、XnViewMPを対象としています。

導入

ダウンロード

XnView (XnView Classic)

更新履歴はHistory of changes - XnViewにあります。

XnViewMP

Mac OS XやLinuxにも対応した、XnViewのマルチプラットフォーム版です。

XnViewMP · Powerfull Photo viewer, Editor and Batch Converter

更新履歴はChangelog - XnViewMPにあります。

言語の変更

表示言語は、メニューの【ツール → 設定】から開かれる[設定]ウィンドウの、[全般]の[全般]タブにある[言語]で変更できます。

ディレクトリ

閲覧するディレクトリは次の方法で指定できます。

  • フォルダがツリー表示されている[フォルダ ペイン]から選択
  • サムネイルの上部にある[ファイルリストツールバー]のパスに入力

また設定の[全般]の[全般]タブにある[スタートアップディレクトリ]でディレクトリを指定することで、それを既定とできます。

画像の表示

画像の表示方法には、

  • Browser Mode … 複数の画像をサムネイルで表示
  • Viewer Mode … 1つの画像を表示

の2つがあります。Display Mode - XnView Wiki

Browser Modeはメニューの【ファイル → 表示】を選択することで表示されまず。もしくは設定の[全般]の[全般]タブにある、スタートアップの[ブラウザで開く]にチェックを入れることで起動時に表示させることもできます。Browser Mode - XnView Wiki

Viewer ModeはBrowser Modeで画像を開くか、メニューの【ファイル → 開く】から画像を開くことで切り替わります。Viewer Mode - XnView Wiki

Browser Mode

サムネイルの表示方法は、設定の[サムネイル]で変更できます。ファイル名などのフォントは、その[外観]タブの[ラベルの位置揃え]横にあるボタンから変更できます。

動画のサムネイル

設定の[ファイルリスト]の[カスタムフィルター]で、動画の[サムネイルとして表示]をチェックすることで、動画ファイルもサムネイル表示されるようにできます。

画像の管理

情報 (Info)

メニューの【表示 → 情報ペイン】を有効にしておくと、画像選択時にその画像のメタデータを確認できます。Metadata - XnView Wiki

  • プロパティ (Properties)
  • ヒストグラム (Histogram)
  • Exif
  • IPTC-IIM
  • XMP
  • ExifTool
  • GPS

カテゴリ (Category)

レーティングやラベル、それにカテゴリを画像に設定して、それで分類できます。Cataloging Features in XnView MP - XnView Wiki

カテゴリが設定された画像は、カテゴリフィルターからそれを指定することで表示できます。

IPTC/XMP

対応するフォーマットの画像ならば、その画像のコンテキストメニューの[IPTC/XMPを編集]を実行することで、IPTCとXMPタグを確認、編集できます。IPTC/XMP Window - Cataloging Features in XnView MP - XnView Wiki

画像の編集

リサイズ (Resize)

縦横の比率を保ってリサイズするには[比率を保つ]にチェックを入れ、考慮しない側の数値をゼロとします。

ところでキャンバスリサイズ (Canvas Size) は内容を拡大縮小せずに画像のサイズを変更する機能で、画像が指定サイズに満たない場合は余白が塗りつぶされ、指定サイズを越える場合には削られます。

一括変換 (Batch conversion)

メニューの【ツール → 一括変換】から、複数のファイルに対して処理を連続して実行できます。

処理を適用する順は、ドラッグで移動することで変更できます。

処理結果は[状態]タブで確認できます。読み込みに失敗したファイルには「読み込み」以外の文字列がログとして記録されるため、多量の処理結果からエラーを特定するには、エラーとならなかった記録を除去することで見つけだします。

新しい形式での保存

マルチページPDF (Multipage PDF)

複数の画像ファイルを、1つのPDFファイルにまとめられます。

メニューの【作成 → マルチページファイル】から、[マルチページファイルを作成]ウィンドウを開きます。まず[ファイル名]横のファイル形式を[Portable Document Format]に設定します。これでマルチページPDFが作成されるようになります。そして対象の画像ファイルを追加し[OK]をクリックすると、PDFファイルが作成されます。

PDFへの変換時には画像の解像度 (DPI) も考慮されるため、複数ページの表示サイズを合わせるためには、解像度の確認も必要です。

設定

実行履歴の管理

閲覧履歴

設定の[インターフェイス] → [インターフェイス]タブの、[最近使用したファイル]

カタログ

  • キャッシュの方法 … [カタログ] → [カタログ]タブ
    • キャッシュの無効化 … [カタログ] → [除外する/含める]タブで、無効にするフォルダを指定
  • キャッシュの場所 … [総合環境] → [パス]タブの、[その他の設定]

トラブル対処法

ファイルを読み込めない

画像ファイルに異常があると「ファイルが読み込めません」として読み込みに失敗します。このような場合には他のツールで試します。たとえばIrfanViewならば、XnViewでエラーとなるファイルを読み込めることがあります。

複数のダウンロードサイトから、まとめて検索