複数のIMEがインストールされているとき、それらは入力方式の切り替え (Win + Space) で変更できます。
複数のIMEがインストールされているとき、それが予期せず変更されてしまうことがあるとしたら、それはきっとIME切り替えのショートカットキーが原因です。そのキーは既定でCtrl + Shiftに割り当てられているため、他のツールのキーと競合することがあります。この割り当ては[テキスト サービスと入力言語]から変更できるのですが、Windows 8以降ではそれが手間です。ここではWindows 10を例に解説します。サクッとおいしいVistaチップス 35枚め:IMEが知らない間に切り替わる事故を防ぐ - ITmedia PC USER 織田薫 (2008/03/27)
まずコントロールパネルを開き、[時計、言語、および地域]の[入力方法の変更]をクリックします。
Windows 10 April 2018 Update以降では、設定アプリの[時刻と言語] → [地域と言語] → [キーボードの詳細設定] → [言語バーのオプション]に変更されています。
次に左ペインにある[詳細設定]をクリックします。
そして[入力方式の切り替え]にある[言語バーのホット キーの変更]をクリックします。
これでやっと[テキスト サービスと入力言語]が開きますので、[入力言語を切り替える]が選択されているのを確認し[キー シーケンスの変更]をクリックします。
そして[キーボード レイアウトの切り替え]を[割り当てなし]に変更し、[OK]でダイアログを閉じます。
さらに[OK]をクリックし[テキスト サービスと入力言語]を閉じると設定完了です。
そもそも1つのIMEしか使わないのならば、他のIMEを無効にすることによって予期せぬ変更を防ぐことができます。それにはオプションの入力方式で、不要なIMEの[削除]を実行します。これは入力方式の登録から削除するだけのため、必要になったときは[入力方式の追加]から元に戻せます。
Windows 8以降では、コントロールパネルのコントロール パネル\時計、言語、および地域\言語からIMEの設定を変更できます。
Windows 10 April 2018 Update以降では、設定アプリの[時刻と言語] → [地域と言語]で、優先する言語たとえば「日本語」をクリックし、表示される[オプション]から設定を変更できます。
変換した文字は記録され、次回以降の変換の精度を向上させるために利用されます。しかし一方でこの記録は暗黙的に行われるため、意図しない情報の収集が行われることにもなります。
またIMEによっては、学習結果をサーバへ送信する機能を持つものもあります。
変換処理をサーバで行うサービスです。変換のための辞書がサーバ側で更新されるため、対応する単語が多いのが特徴ですが、入力した文字がすべてサーバに送信されることになります。
UNIX系OSのためのIM (Input method) です。