メッセージは既定で%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\***\Mail\ServerName以下に保存されます。これはアカウント設定の各アカウントの[サーバー設定]の、[メッセージの保存]にある[メッセージの保存先]から変更できます。
メッセージを特別なフォルダで保管する機能で、メッセージを開いた状態でヘッダー表示部の[アーカイブ]ボタンをクリックするか、メニューの【メッセージ → アーカイブ】から移動できます。ボタンが表示されずメニューがグレーアウトしている場合には、アカウント設定の[送信控えと特別なフォルダー]の[メッセージの保管]にある[アーカイブの保存先]をチェックします。
アーカイブの保存先は各アカウント設定の[送信控えと特別なフォルダー]の[メッセージの保管]で指定でき、初回のアーカイブ実行時にそのフォルダ以下にArchives.sbdのフォルダが作成されます。
この機能が不要ならばアカウント設定の[アーカイブの保存先]のチェックを外し再起動することで、[アーカイブ]フォルダごと削除できます。
メッセージを削除しても削除対象としてマークされるだけで、実際には削除されません。最適化は、削除マークが付けられていないメッセージだけでファイルを再生成することで、実際に削除を実行する処理です。
最適化の方法 | 適用方法 |
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すべてのフォルダを、自動的に最適化 | オプションの[詳細]パネルの[ネットワークとディスク領域]タブの[ディスク領域を合計 ** MB 以上節約できるときはフォルダーを最適化する]をチェックしておく |
指定のフォルダを、手動で最適化 | 対象のフォルダを選択し、メニューの【ファイル → フォルダーを最適化】を実行 |
対象のフォルダを右クリックし、[最適化]を実行 |
メッセージは、.eml形式で個別のファイルとして保存できます。それにはメッセージを選択した状態でメニューの【ファイル → 名前を付けて保存 → ファイル】から保存するか、メッセージをエクスプローラなどへドラッグ&ドロップします。エクスポートしたファイルをインポートするには、エクスプローラなどからThunderbirdのメッセージリストまたはフォルダーペインへドラッグ&ドロップします。
カレンダーは作成されているカレンダーごとに、メニューの【予定とToDo → カレンダーをエクスポート...】から.icsまたは.htmlファイルとして保存できます。
プロファイル フォルダをまるごとコピーし、移行先でそれを読み込みます。Thunderbird のデータを新しいコンピューターに移動する | Thunderbird ヘルプ