システムメニュー (タイトルバー左端のアイコン) のプロパティから、各種の設定を行うことができます。
設定は、適用される範囲の違いから2種類あります。
[オプション]タブにある[簡易編集モード]にチェックを入れると、コピー&ペーストがマウスから行えるようになります。
マウスで範囲選択し右クリックすると、選択されている範囲がクリップボードへコピーされます。何も選択されていない状態で右クリックすると、クリップボードの内容が貼り付けされます。
コマンドプロンプトの表示に使用されるコードページは、[オプション]タブの[既定のコードページ]で確認と変更を行えます。
このリストにないコードページを指定するには、chcpコマンドを使用します。
表示フォントに選択できるのは、コード ページの設定によって決定される数種類のものに限定されています。たとえばコードページが「932 (ANSI/OEM - 日本語 Shift-JIS)」ならば、
の2つのみです。これら以外のフォントに変更するには、選択可能なフォントのリストに新しいフォントを追加する必要があります。
この選択可能なフォントのリストは、レジストリの[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont]にあります。ここに種類を「文字列値」、キー名を現在のコードページ番号である[932.]として、値にフォント名を設定した項目を追加します。
コマンドプロンプトまたはOSを再起動すると、コマンドプロンプトのフォントの選択に新しい項目が追加されます。【ハウツー】 コマンドラインを強化せよ! - Windows 7のコマンドプロンプトをカスタマイズする (3) コマンドプロンプトのフォントとウィンドウサイズを変更する.1 | パソコン | マイナビニュース 阿久津良和 (2011/07/05)
フォントの変更後にカーソル位置がずれる場合には、フォントのサイズを調整します。
画面バッファのサイズは既定で幅80、高さ300となっており、この幅を超える文字は改行され、高さを超える行は消去されます。またこれらのサイズがウィンドウのサイズを上回る場合には、それぞれスクロールバーが表示されます。
これらの設定は、[レイアウト]タブの[画面バッファーのサイズ]で変更できます。