その実体はsystem32\perfmon.mscにあり、perfmonで起動できます。
perfmon </res|report|rel|sys>perfmon | Microsoft Learn
標準ユーザーだと機能が制限されるため、管理者として起動します。Access to Windows Performance Monitor features - Overview of Windows Performance Monitor | Microsoft Learn
たとえばCPUやメモリの利用状況を記録するには、コンソール ツリーで【パフォーマンス → データ コレクター セット → システム → System Performance (システム パフォーマンス)】を選択し、コンテキストメニューの[開始]で記録を開始します。そのときデータ コレクター セットがないならば、先にそれを作成します。
既定では記録は1分で終了し、その結果は【パフォーマンス → レポート → システム → System Performance】内の項目を開くことで確認できます。
結果の表示内容はメニューの【表示】から変更できます。
パフォーマンス モニターでは上部のツールバーから、グラフの種類を変更できます。
記録されたレポートはファイルに保存されるため、それが不要ならば個々のレポートのコンテキストメニューの[削除]から削除します。
記録内容や期間は、新規にデータ コレクター セットを作成することで独自に定義できます。それにはコンソール ツリーで【パフォーマンス → データ コレクター セット → ユーザー定義】を選択し、コンテキストメニューの【新規作成 → データ コレクター セット】を選択します。
既定で%SystemDrive%\PerfLogs以下に作成されます。
Creating Data Collector Sets | Microsoft Learn記録する項目は、データ コレクター セットに含まれる個々のデータ コレクターで指定します。これを追加するには、データ コレクター セットのコンテキストメニューの【新規作成 → データ コレクター】を選択します。
たとえば特定のプロセスに割り当てられたメモリのバイト数を記録したければ[パフォーマンス カウンター データ コレクター]を選択し、使用可能なカウンターで[Process]の[Private Bytes]を選択します。そのとき対象のプロセスが既知ならば、[選択したオブジェクトのインスタンス]でそのプロセスを指定します。そして[追加]でカウンターを追加します。
システムにインストールされているパフォーマンス カウンターは、
typeperf -q
で一覧できます。typeperf | Microsoft Learn
このパフォーマンス カウンターの情報は、このツール以外の
などでも確認できます。パフォーマンス カウンターの使用 - Win32 apps | Microsoft Learn