Media Player Classic (MPC) には、オリジナルのMedia Player Classicの他に、それから派生したMedia Player Classic - Home Cinema (MPC-HC)、さらにそれから派生したMedia Player Classic - Black Edition (MPC-BE) があります。
このページでは、MPC-HCについて取り上げます。
既定では、ウィンドウをクリックしたときに再生と一時停止が交互に切り替わるようになっています。これを解除するにはメニューの【表示 → オプション】から設定画面を開きます。そして【プレーヤー → キーバインド】にある[再生/一時停止]のコマンドの[マウス ウィンドウ]と[マウス フルスクリーン]の設定を[無し]に変更します。
動画再生時には、既定ではその動画のサイズに合うようにウィンドウがリサイズされます。これを無効にするにはオプションを開き、[再生]のページにある[出力]の[自動拡大]のチェックを外します。
再生速度を調整すると、既定では変更ごとに1/2倍もしくは2倍になります。これをより細かく調整できるようにするには、オプションを開き[再生]ページにある[コントロール]の[スピードステップ]を[自動]から任意の数値に変更します。
ただし再生速度を変更すると、音声の音程も変化します。これを維持して速度を調整したいならば、Windows Media PlayerやVLC media playerを利用します。
オプションの[外部フィルタ]から、フィルタを追加できます。
再生時にこれを適用するには、メニューの【再生 → フィルタ】から適用するフィルタを選択します。
[フィルタを追加]から[参照]を選択することで、任意のフィルタを選択できます。ただし64bit版のMPCには、32bit版のフィルタは適用できません。フィルタを選択したにもかかわらず一覧にそのフィルタが追加されないときには、その点を確認します。