select要素では、ドロップダウンメニューやリストボックスを表示できます。選択対象となる項目については、option要素で指定します。
この属性を指定すると、複数の項目を選択できるようになります。
select要素は、size属性の値によって表示形式が変わります。
size属性を指定しない、もしくは2未満ならばドロップダウンメニューとして表示されます。
<select name="num"> <option value="1">first</option> <option value="2">second</option> <option value="3">third</option> </select>
size属性なし | size="0" | size="1" | size="-1" | size="-2" |
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size属性の値を2以上にすると、複数の項目を一覧できるリストボックスの表示となります。
<select size="3" name="num"> <option>first</option> <option>second</option> <option>third</option> </select>
Androidではsize属性の指定が機能しないため、リストボックスの表示にはなりません。またsize属性が指定されているとき、option要素のいずれにもselected属性が設定されていないとoption要素が1つも表示されません。
Android 4.0での表示
未指定 | 指定 |
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CSSでheight属性を設定すれば縦長に表示できますが、サイズが拡大した部分には空白が表示されるだけです。よって、height属性は指定しない方が無難です。
Android 4.0での表示
すべてのoption要素をスクロールせずに選択できるようにするには、oprion要素の数をsize属性で指定します。html - Make multiple-select to adjust its height to fit options without scroll bar - Stack Overflow
すべての要素が表示されるようにsize属性を指定しても、垂直スクロールバーは表示されます。これを表示しないようにするには、スタイルを操作して隠すしかないようです。html - Hide vertical scrollbar in <select> element - Stack Overflow