日本語

文法 (grammar)

品詞 (part of speech)

自立語

それ自身である概念を表し、単独でも文節を構成することのできる語

活用 品詞 英語表記 意味
活用がある 動詞 verb (vb) 動作・作用・状態・存在などを表す
形容詞 adjective (adj) 事物の性質・状態、人間の感覚・感情などを表す
形容動詞 adjectival noun 形容詞と同じく事物の性質・状態、人間の感覚・感情などを表すが、形容詞とは活用が異なるもの
活用がない 名詞 noun (n) 事物の名称を表す語。主語になることができる
  • 代名詞 (pronoun [pron])
副詞 adverb (adv) 主語・述語にならない語のうち、主として連用修飾語として用いられるもの
連体詞 adnominal もっぱら体言を修飾するもの
接続詞 conjunction (conj) 前の語句や文を受けて、後の語句や文に続ける働きをもつ語
  • 辞 (prefix)
  • 辞 (suffix)
感嘆詞
(感動詞)
interjection (int) 単独で文になれるが、主語にも修飾語にもならないもの

付属語

単独では文節を作らず、常に自立語の下に付いて用いられる語

活用 品詞 英語表記 意味
活用がある 助動詞 auxiliary verb 用言や体言、そして他の助動詞に付いて意味を加え、叙述の働きを与える
活用がない 助詞 particle 常に自立語または自立語を含む連語に付属し、その語句と他の語句との関係を示したり、陳述に一定の意味を添えたりする
  • 助詞 (case particle) … 体言または体言に準ずる成分につき、それが文中で他の成分とどのような関係にあるかを示す助詞。「桜が咲く」の「が」など
  • 助詞 (adverbial particle) … その語句の補助的な意味を添え、下にくる用言や活用連語を修飾・限定する働きをもつ助詞。「まで」「など」「だけ」など
  • 接続助詞 (conjunctive particle)
  • 助詞 (final particle)
  • 助詞 (binding particle)
  • 間投助詞 ()
明鏡国語辞典 第一版

てにをは (弖爾乎波 / 手爾遠波 / 天爾遠波)

  1. 漢文を訓読するときに補読しなくてはならない、助詞・助動詞・活用語尾・接尾語などの総称。特に、助詞・助動詞。てには。
  2. ことばの用法。特に、助詞の用法。「―がおかしい」

博士家(はかせけ)乎古止点(おことてん)では漢字の四隅につけた点を左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となることから。

ローマ字つづり (romanization of japanese)

表記法 考案 成立
ヘボン式 (標準式、修正ヘボン式) J・ヘボン (James Hepburn) が考案 1885年 sha,shi,cha,ja,tsu,fu
日本式 田中館愛橘が考案 1886年 si,sya,ti,tya,tu
訓令式 内閣訓令で公示 1937年 da,zi,du,de,do,zya,zyu,zyo
#3427. 訓令式・日本式・ヘボン式のローマ字つづり対照表
訓令式 / 日本式 / ヘボン式
 
a i u e o      
ka
kwa
ki ku ke ko kya kyu kyo
sa si su se so sya
sha
syu
shu
syo
sho
ta ti
chi
tu
tsu
te to tya
cha
tyu
chu
tyo
cho
na ni nu ne no nya nyu nyo
ha hi hu
fu
he ho hya hyu hyo
ma mi mu me mo mya myu myo
ya (i) yu (e) yo      
ra ri ru re ro rya ryu ryo
wa (i) (u) (e) (o)
wo
     
ga
gwa
gi gu ge go gya gyu gyo
za zi
ji
zu ze zo zya
ja
zyu
ju
zyo
jo
da (zi)
di
(ji)
(zu)
du
 
de do (zya)
dya
(ja)
(zyu)
dyu
(ju)
(zyo)
dyo
(jo)
ba bi bu be bo bya byu byo
pa pi pu pe po pya pyu pyo
※()は重出
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