Google Search Console (Google ウェブマスター ツール)
Google ウェブマスター ツールは、2015/05よりGoogle Search Consoleに改称されています。Google ウェブマスター向け公式ブログ: "Google Search Console" - ウェブマスター ツールが新しくなりました (2015/05/20)
Google ウェブマスター ツールでサイトを管理するには、まず所有するサイトをGoogleに登録します。サイトの所有権を確認する - Search Console ヘルプ
ドメインにwwwを含むバージョンと、そうではないバージョンの2つを所有しているとき、いずれかのドメインの所有権を確認できないとのエラーが表示されたならば、それらを2つとも登録します。なおそのときの所有権の確認コードは他方と同一のため、あらためて登録する必要はありません。使用するドメインの設定(www の有無) - Search Console ヘルプ
問題の発生をより早く知るためには、歯車アイコンをクリックし[ウェブマスター ツールの設定]で[メール通知]を有効にします。
用語 | 意味 |
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LCP (Largest Contentful Paint) | 画像などのうち最大のコンテンツ要素が、ユーザーがURLをリクエストしてからレンダリングされるまでの時間 |
FID (First Input Delay / 初回入力遅延) | ユーザーが最初にページを操作したときから、ブラウザがその操作に応答するまでの時間 |
CLS (Cumulative Layout Shift) | 予期せぬレイアウト シフト Cumulative Layout Shift(CLS) | Articles | web.dev |
リッチスニペットにより、Web検索の検索結果の表示をカスタマイズできます。
リンクの否認 - ウェブマスター ツールからサイトへの悪質なリンクをGoogleへ通知することで、サイトの評価を高めることができます。リンクを否認する - ウェブマスター ツール ヘルプ
2014/08/28に廃止されています。Google、検索結果の著者情報表示を終了「期待したほど便利ではなかった」 - ITmedia NEWS 佐藤由紀子 (2014/08/29)
<a href="https://plus.google.com/Google+ID?rel=author">著作者名</a>
サイトがGoogleに登録されている状況を確認できます。
レポート項目 | 内容 |
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インデックスに登録されたページの総数 |
|
ロボットによりブロック済み | robots.txtによりブロックされ、インデックスできなかったURLの数 |
削除済み | 削除ツールにより削除されたURLの数 |
このツールを使用することで、Search Consoleで確認できるURLを、Googleの検索結果からすぐに削除できます。また機密 (sensitive) な内容を除去するためにページを更新したときに、それをGoogleの検索結果に反映できます。
検索結果に表示されなくなるだけであり、クロールはされ続けます。「URL を完全に削除しない限り、一時ブロックの期間中もページは再クロールされてページのキャッシュとスニペットが更新されます。ただし、一時ブロックの期間が終わるまでそれらは検索結果に表示されません。」
URL を一時的に削除する
Google 検索の結果から URL を約 6 か月間ブロックし、現在のスニペットとキャッシュされたバージョン(次回のクロールの後に再生成されます)だけを消去します。完全に削除する場合は、ページのインデックス登録をブロックするか、サイトからページを削除してください。
キャッシュされた URL を消去する
Google 検索の結果に URL を残します。次回のクロールまで現在のスニペットとキャッシュされたバージョンだけを消去します。
削除
Googleによるクロール時に発生したエラーを確認できます。クロールエラー レポート(ウェブサイト) - Search Console ヘルプ
Googleのクローラによってサーバーに負荷がかかるときに、これを抑制する方法です。
2日以内の短期間だけクロールを抑制したいならば、HTTPのレスポンスで500、503 (Service Unavailable) または429 (Too Many Requests) を返します。これを返すページが多数あると、サイト全体のクロールの頻度が下げられます。そして返されなくなると、クロールの頻度は戻されます。ただしエラーを数日にわたり返し続けると、そのURLがインデックスから削除されます。Googlebot のクロール頻度を下げる | Google 検索セントラル | ドキュメント | Google for Developers
Googleによるクロールとレンダリングをシミュレートし、クロールの問題を検証できます。ウェブサイト用 Fetch as Google を使用する - Search Console ヘルプ
クロールに問題ないことを確認できた場合には、そのページがGoogleにインデックスされるように1日10件までリクエストできます。リクエストの送信後に表示が変化しない場合にはページを再読み込みすることで、[URL とリンクページのインデックス登録をリクエスト済み]のように、ステータスが変化することを確認できます。URL の再クロールを Google にリクエストする - Search Console ヘルプ
ファセット ナビゲーションを作成するときは、コンテンツの重複に注意します。
サイトを新しいドメインへ移転した場合には、それを通知することでGoogleのインデックスを更新させることができます。
ただしこのツールで対処可能なのはドメインの変更のみで、次の場合には対応しません。
「http://example.com/: Increase in not found errors」
「Google detected a significant increase in the number of URLs that return a 404 (Page Not Found) error. Investigating these errors and fixing them where appropriate ensures that Google can successfully crawl your site's pages.」