サイトを開いたり、サイト内のページを開くときに「サーバー エラー: "C:\***" という名前のサイトはありません。」や「ファイル C:\*** を開けませんでした。」として、開けないことがあります。これはサイトの構成情報を格納している_vti_pvtから、ファイルを読み込めないのが原因です。
ファイルの保存時、または作成時に「サーバー エラー: ファイル "C:\***\_vti_pvt\service.lck" にアクセスできません。 ファイルに対する権限を確認してください。」として保存に失敗することがあります。これはエラーにある_vti_pvt\service.lckファイルにアクセスできないことが原因で、このファイルのアクセス権を修正することで解決できます。もしアクセス権に問題がなければ、属性を確認します。このファイルが隠しファイルとされているだけでも、書き込みに失敗します。
Expression Webの終了などでサイトを閉じるとき、「インポート リストにファイルが残っています。サイトを閉じる前に、残りのファイルをインポートしますか?」と確認のダイアログが表示されることがあります。
このときは、まず[キャンセル]をクリックします。そしてメニューの【ファイル → インポート → ファイル】で[インポート]ダイアログを表示し、インポートされていないファイルを確認します。それが必要なファイルならば[ファイルの追加]を、さもなくば[削除]をクリックします。
ファイルのインポートおよびエクスポート | MSDNShift_JISやEUCなどの文字コードを用いているファイルをscript要素から読み込むように指定していると、この記述がなされているHTMLファイルを開くときに「このファイルのエンコードを認識できませんでした。下のリスト ボックスからエンコードを選択してください。」としてエンコードの選択を求められることがあります。この場合には毎回エンコードを選択するか、文字コードを修正します。
Expression Webのウィンドウをアクティブにするとき、ある特定の方法ではウィンドウのどのコントロールにもフォーカスが合わず、キー入力を受け付けない状態になります。
問題が発生する手順としては、次のようにExpression Webのウィンドウを直接クリックしないような操作が該当します。
この状態に陥ったときは、Altキーを2回押すことで解決できます。つまりコントロールはキーを受け付けなくてもウィンドウはそうではないため、1度目でメニューにフォーカスを合わせ、2度目でそれを解除しています。
しかしこれはキーボードのみで操作する場合であり、マウスが使えるならばExpression Webのウィンドウをクリックしても、問題は解決できます。
ライセンス認証を済ませているにもかかわらず、突然ライセンス認証に失敗した旨のメッセージが表示され、Expression Webを起動できなくなることがあります。
症状が発生すると、起動時にライセンス認証の手続きを促すダイアログが表示されます。
ここで認証の手続きを行うを選択し[続行]をクリックすると、
すでに認証されているとの表示がなされます。そして[OK]をクリックすると、
一転して認証が完了しないと表示され、Expression Webは起動できずに終了させられます。
この問題の解決方法は、Microsoft サポートへ問い合わせることで得られます。私の場合はライセンス情報を再設定するツールが提供され、それにより解決できました。