<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?>
XML宣言のstandalone="yes"は、外部の情報がなくても処理できるXML文書であることを意味します。Standaloneと究極の外部非依存文書:XMLを学ぼう(9) - @IT 川俣晶 (2001/01/30)
DTDとはDocument Type Definitionの略で、その文書を構成する要素を定義するスキーマ定義言語です。そしてその要素の定義は、DOCTYPEとも呼ばれるDTD宣言で行います。
DOCTYPE宣言は英語ではDocument Type Declaration (文書型宣言) と呼ばれ、文書型を宣言するものです。この用語も略すとDTDとなりそうですが、文書型定義の意味でのDTDとは異なります。
<!DOCTYPE root-element [element-declarations]>
<!DOCTYPE root-element SYSTEM "filename">
要素 (Elements)を宣言します。
<!ELEMENT element-name category>
<!ELEMENT element-name (element-content)>DTD Elements | W3Schools
属性 (Attributes) を宣言します。
<!ATTLIST element-name attribute-name attribute-type attribute-value>DTD Attributes | W3Schools
実体 (Entities) を宣言します。
<!ENTITY entity-name "entity-value">
<!ENTITY entity-name SYSTEM "URI/URL">DTD Entities | W3Schools
<foo>bar</foo>
<foo></foo>
<foo/>
<foo id="abc" />
xmlns属性はXML名前空間を表し、同名の要素や属性の衝突を回避するために指定します。
<test xmlna:foo="http://example.com/foo" xmlna:bar="http://example.com/bar"> <foo:name>AAA</foo:name> <bar:name>BBB</bar:name> </test>
下表の文字はXMLで特別な意味を持つため、実体参照で記述します。
文字 | 実体参照 |
---|---|
< | < |
> | > |
& | & |
' | &aos; |
" | " |
HTMLのコメントと同様に「<!--
」と「-->
」で囲まれた部分がコメントとみなされます。
CDATAセクションとするには「<![CDATA[
」と「]]>
」で囲みます。これはスクリプトを記述する場合のように、コメントとなる部分に
が含まれる場合に有用です。
たとえばJavaScriptをXML文書中に記述するには、次のようにします。
<script type="text/javascript"><![CDATA[ ]]></script>
要素外に記述された文字も含め、すべての空白は文字として認識されます。
XML Schemaとは、XMLの構造を定義するものです。ファイルの拡張子には、慣例的に「.xsd」が使用されています。