特定のサイトのAdSenseを無効化することを目的に、不正なクリックをくり返すClick Bombingという攻撃手法があります。そのような行為が疑われる場合には、無効なクリックの連絡フォーム - AdSense ヘルプからGoogleへ報告します。
なお自身で広告をクリックする行為も不正クリックと見なされるため、その必要があるときにはGoogle サイト運営者向けツールバーを利用します。
広告コードが流用されることで不正なサイトに広告が表示され、結果としてAdSenseのアカウントが停止されることがあります。これに対処するには、許可したサイトにのみ広告が表示されるように設定を変更します。
それにはAdSenseのページで[設定] → [自分のサイト]から[サイトを管理]を開き、その他アイコン (︙) をクリックして[サイトの認証]を選択し、[所有権を確認したサイトだけに広告コードの使用を許可する]をチェックします。サイトを認証して広告を表示する - AdSense ヘルプ
サイト内にAdSenseの方針 (ポリシー) に違反する内容があると、広告配信が停止されることがあります。その場合にはAdSenseのスクリプトからのアクセスに対して、403 Forbiddenが返されます。
配信が停止された理由は、ポリシー違反 - ステータス: Google AdSenseで確認できます。理由を確認後その問題を解決したら、AdSenseへログインしポリシー違反の審査フォーム (Policy Violation Appeal)から審査を要求できます。
見出しの件名で、次のようなメールを受け取ることがあります。
Publisher ID: ca-pub-**************** Dear Publisher, We have now verified that we are no longer detecting PII being passed to Google from the account(s) under your control. Thank you for helping to resolve this matter. Regards, The Google Policy Team
本文中のPIIとはPersonally Identifiable Informationの略で、プライバシーの侵害を解決したことを通知する内容となっています。
これは誤って通知されたもののようで、言及されている個人情報の問題に心当たりがなければ、無視しても構わないようです。Can anyone tell me what this email means? - We have now verified that we are no longer detecting PII being passed to Google from the account(s) under your control. - Google Product Forums
追記:このメールの3日後に、「The message was sent in error; we would like to convey our sincerest apologies for the alarm that this must have caused you and your colleagues.」として、誤りであったとの連絡を受けました。
AdSenseの管理画面で、ときおり「ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。現在、お客様からのリクエストを処理することができません。Google のエンジニアが問題解決に取り組んでおりますので、しばらくお待ちください。」と表示され、処理を続行できない場合があります。
これはAdSense側の問題のため、利用者にこれを解決する手段はありません。しかしブラウザを変更すると解決できる場合もあるようです。「ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません…」が一向に消えない。 - Google プロダクト フォーラム