オブジェクトの作成方法

グラフに表示される補助的な要素をオブジェクトと呼び、それには次のようなものがあります。

  • LineObj (ライン)
    • ArrowObj (矢印)
  • BoxObj (ボックス)
    • EllipseObj
    • PolyObj
  • TextObj (テキストボックス)
  • ImageObj

これらはGraphObjクラスを継承したクラスで作成し、GraphPaneクラスのGraphObjListプロパティに追加することで表示されます。

レイアウトの調整

重なり順序

オブジェクトを表示するときの重なり順序の指定は、ZOrderプロパティで行います。

ZOrder列挙型
列挙子 説明
A_InFront 最前面
B_BehindLegend 凡例の後
C_BehindChartBorder 図表の境界の後
D_BehindAxis 軸の後
E_BehindCurves グラフの後
F_BehindGrid グリッドの後
G_BehindChartFill 図表の背景の後
H_BehindAll 最背面

座標系

表示位置を指定する座標の、基準となる座標系をしています。これはTextObjとArrowObjのみで使用します。

CoordType列挙型
列挙子 説明
ChartFraction GraphPaneのChartの領域で、左上を0.0 右下を1.0とした長方形。
PaneFraction GraphPaneの領域で、左上を0.0 右下を1.0とした長方形。
AxisXYScale  
AxisXY2Scale