USBシリアル変換

シリアルポートを持たないPCでも、USBシリアル変換によってシリアル接続できるようになります。

RS-232C (EIA-574)

ピン番号 入出力※1 信号名 説明
1 IN DCD キャリア検出
2 IN RxD 受信データ
3 OUT TxD 送信データ
4 OUT DTR データ端末レディ
5 --- GND グラウンド
6 IN DSR データ セット レディ
7 OUT RTS 送信要求
8 IN CTS 送信可
9 IN RI 被呼表示
※1 PC側からの方向

TTL-232R-5V


TTL-232 - USB TTL Serial - FTDI

TTL-232R-5Vは、

から購入できます。ドライバーは、

の2種類がありますが、簡単にシリアルとして通信するならばVCPを導入します。なおPCに接続するだけでWindows Updateから自動でドライバがインストールされることがありますが、ドライバを最新にするには上記のページからダウンロードします。

ドライバのインストール方法は、FTDI Installation Guidesで解説されています。

使用方法

ピンアサイン
ピン番号 ケーブル色 信号名 説明
1※1 GND グラウンド
2 CTS 送信可 (ハンドシェイク信号)
3 VCC +5V出力
4 TXD 送信データ
5 RXD 受信データ
6 RTS 送信要求 (ハンドシェイク信号)
※1 コネクタに「▼」の印が付いています。

ポート設定

BMオプション
項目 説明
待ち時間 受信バッファからのデータ転送を待つ時間。この時間内に転送されない場合、自動的に受信バッファ内のデータがUSBホスト側へ転送される。
タイムアウト
項目 説明
最小読み込みタイムアウト 読み込み時の最小タイムアウト値
最小書き込みタイムアウト 書き込み時の最小タイムアウト値
その他のオプション
項目 有効にした場合の作用
プラグアンドプレイ認識 接続するデバイスがプラグアンドプレイで認識される
シリアルプリンター認識 シリアルプリンターでのタイムアウトを防止するため、タイムアウトを無効にする
パワーオフ キャンセル ハイバネーションやサスペンドへ移行したとき、データを受信しない
USB未接続 予期せずデバイスが取り外されたとき、イベントシグナルが発信される

(このシグナルを受け取るには、アプリケーション側での監視が必要)

クローズ時のRTS設定 ポートのクローズ時にRTS信号がONになる
起動時のモデムコントロール無効設定 起動時にモデムを認識するための信号が送られない

(これを有効にした場合は、「プラグアンドプレイ認識」を無効にする必要がある)

USB to RS-485 Converter - RATOC Systems, Inc.

その他