ウィンドウの配置は、そのウィンドウのタイトルバーの「▼」アイコンをクリックするか、そのウィンドウがアクティブな状態でメニューの【ウィンドウ】から選択することで変更できます。
[自動的に隠す]を解除するには、[ドッキング]を選択します。
Ctrl + TabによりIDE ナビゲーター (IDE Navigator) が表示され、ファイルへのアクセス順でウィンドウを切り替えられます。Navigate among files in the editor - How to move around in the IDE - Visual Studio | Microsoft Learn
このIDE ナビゲーターを表示することなく切り替えるならば、Ctrl + F6を押下します。
Ctrl + -、Ctrl + Shift + -では、キャレットのあった位置で移動できます。
同一ファイル内の離れたコードを比較、編集するのに便利です。メニューの【ウィンドウ → 分割】で、アクティブなタブのウィンドウが分割されます。または垂直スクロールバー上部にある、下図の部分をドラッグすることでも分割できます。
縦方向の表示領域が狭められることが不都合ならば、ウィンドウを複製します。
メニューの【ウィンドウ → 新規ウィンドウ】で、アクティブなタブのウィンドウを複製できます。これにより同一ファイルを複数のウィンドウで確認できます。
ソリューションに含まれるファイルの管理を行えます。
コードのファイルはダブルクリックしたときはコード エディタで開きますが、フォームなどのControlを継承したクラスのファイルはビュー デザイナで開きます。この動作はファイルのコンテキストメニューの[ファイルを開くアプリケーションの選択]から変更できます。
ここで[…フォーム エディタ]以外の、たとえば[CSharp エディタ]を選択し[既定値として選択]をクリックすることで、以降はコード エディタで表示されるようになります。
オプションの【プロジェクトおよびソリューション → 全般】にある[アクティブな項目をソリューション エクスプローラーで選択された状態にする]をチェックすると、編集中のファイルがソリューション エクスプローラで選択された状態になります。今日のワンポイント : 現在エディタで開いているファイルをソリューション エクスプローラで常に表示 (または非表示) にする方法 – #161 – Visual Studio 2008 ワンポイント (2008/12/02)
プログラミング タスクを管理できます。
タスク一覧に表示させるには、次の形式でコード内に記述します。方法 : タスク一覧のコメントを作成する | MSDN
<marker><token>
たとえばC++やC#では<marker>は//
、<token>はTODO
などのため、次のようにします。
// TODO Fix this function.
C#の場合、コメントとしてコード内に入力されたタスクは、そのファイルを開いている場合のみ一覧に表示されます。
タスクと認識させるための<token>は、既定で次のものが定義されています。
これらはオプションから編集、追加できます。
【ツール → オプション → 環境 → タスク一覧】
ソリューションの各プロジェクトで定義または参照されているオブジェクトを確認できます。表示は3つのペインに分かれており、左側にはオブジェクトがツリー構造で表示されます。そしてそこでオブジェクトを選択すると、右側の上部にそのメンバ、下部にその説明が表示されます。オブジェクトの種類は、その名前の前のアイコンで示されます。
オブジェクトやメンバのコンテキストメニューの[すべての参照を検索]から、それらを用いているコードを確認できます。
オブジェクト ブラウザと似ていますが、表示形式が異なります。
ソリューションの各プロジェクトで定義または参照されているクラスを確認できます。表示は上下の2つのペインに分かれており、上部にはクラスのオブジェクトがツリー構造で表示されます。そして上部のペインでオブジェクトを選択すると、下部にそのオブジェクトのメンバが表示されます。オブジェクトの種類はオブジェクト ブラウザと同様に、その名前の前のアイコンで示されます。
カーソル位置の、メソッドやクラスを定義しているコードを確認できます。
オプションの【環境 → フォントおよび色】を開き、[設定の表示]で[テキスト エディタ]を選択したときの[表示項目]にある、[定義ウィンドウの背景]がコード定義ウィンドウの背景色になります。[フォントおよび色] ([オプション] ダイアログ ボックス - [環境]) - Visual Studio (Windows) | Microsoft Learn
特定のメソッド、プロパティの呼び出し元や呼び出し先を表示することで、コードの流れを確認できます。これを表示するには、エディタまたは任意のウィンドウ上で特定のメソッドやプロパティを右クリックし、表示されるメニューの[呼び出しブラウザ]を選択します。デバッグ時の呼び出し履歴は実行中のメソッドが対象となりますが、この呼び出し階層は任意のメソッドを対象にできます。
実際に呼び出されるメソッドではなく、対象の型のメソッドが呼び出し先として表示されます。たとえば継承により基本クラスに派生クラスのインスタンスが格納されているとき、overrideされていると派生クラスのメソッドが呼ばれますが、呼び出し階層では基本クラスのメソッドが呼び出し先として表示されます。
C#ならば、コーディング時にエラー箇所を確認できます。
表示対象を制限できます。
編集中のファイルの種類に適合した項目が表示され、たとえばWindowsフォームならばそれのコントロールが表示されます。Using the Toolbox | Microsoft Learn
期待する項目が表示されないならば、メニューの【ツール → ツールボックス アイテムの選択】から項目を追加できます。Choose Toolbox Items Dialog Box (Visual Studio) | Microsoft Learn
「このグループには使用可能なコントロールがありません。項目をこのテキスト上にドラッグして、ツールボックスに追加してください。」として項目が何も表示されないならば、Visual Studioを再起動してみます。
コントロールの親子関係の変更などを容易に行えます。[ドキュメント アウトライン] ウィンドウ | MSDN
ここでコントロールの位置を移動できないときは、コード エディタでコードを書き換えます。
Webページを参照できます。
これはメニューの【表示 → その他のウィンドウ → Webブラウザ】で表示できます。特定のページを開くには、上部のURL欄に参照したいページのURLを貼り付けEnterを押下します。
管理しているウィンドウのレイアウトは、メニューの【ツール → 設定のインポートとエクスポート】の【すべての設定 → 全般設定 → ウィンドウ レイアウト】でエクスポートできます。