トレースリスナ (TraceListener) により、デバッグ時のメッセージ出力を任意に制御できます。
ネットワークのトレースを有効にするには、アプリケーション構成ファイルで設定を行います。「アプリケーション構成ファイル」を使用して設定を読み込む: .NET Tips
<system.diagnostics>
<sources>
<source name="System.Net" switchName="NetSwitch"/>
</sources>
<switches>
<add name="NetSwitch" value="Verbose"/> <!-- SourceLevels -->
</switches>
</system.diagnostics>
switches要素内のvalueに指定するSourceLevelsにより、次のように出力対象を制御できます。
指定値 | 致命的エラー (Critical) |
回復可能エラー (Error) |
警告 (Warning) |
情報 (Information) |
その他 |
---|---|---|---|---|---|
Off | |||||
Critical | ○ | ||||
Error | ○ | ○ | |||
Warning | ○ | ○ | ○ | ||
Information | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Verbose | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Microsoft Network Monitorを使用して、ツールによりネットワークをモニタする方法もあります。