LibreOffice Math

数式の入力

数式は、数式エディタからコマンドで入力します。

コマンドがわからない場合には、要素ドッグなどから入力することで確認できます。

グループ化 (Grouping)

波かっこ ({}) で、式をグループ化できます。かっことグループ化 - LibreOffice Help

コマンド 結果
1 + 1 over 2
{1 + 1} over 2

要素ドック (Elements Dock)

かっての数式要素ウィンドウで、ここから記号を選択することでそれを入力できます。これが表示されていない場合は、メニューの【表示 → 要素】から表示できます。

この要素ドックと数式エディタは、F6Shift + F6でフォーカスを移動できます。またCtrl + Shift + F10で、ドッキングの解除やその逆をできます。Showing, Docking and Hiding Windows - LibreOffice Help

コンテキストメニュー

数式エディタ上でAppsキーなどによりコンテキストメニューを表示することで、そのメニューから記号を入力できます。テキスト表記で解するならば、要素ドックから選択するより早いです。

外部への出力

対応形式
形式 拡張子
ODF 数式 (OpenDocument Format) .odf
OpenOffice.org 1.0 数式 .sxm
MathML 1.01 .mml
PDF - Portable Document Format .pdf

画像で出力するにはWriterなどで数式のオブジェクトとして作成し、それを画像エディタなどへコピーした上で保存します。

画像 MathML ※1
f ( x ) = 1 σ 2 π e ( x μ ) 2 2 σ 2 f ( x ) = {1} over {%sigma sqrt{2%pi} }func e^-{{(x-%mu)^2} over {2%sigma^2}}
※1 MathML非対応のブラウザでは、正しく表示されません。

画像で出力するときの大きさを変更するには、オブジェクトとして編集しているときに、メニューの【書式 → フォントサイズ】から基本サイズを変更します。

基本サイズ 出力例
12pt
15pt

Drawで作成した場合は、先に変換することでコピー結果が異なります。

出力方法 出力例
そのままコピー
曲線に変換してからコピー
メタファイルに変換してからコピー
複数のダウンロードサイトから、まとめて検索