マクロ

導入

[開発]タブから実行できるようにするには、[Excel のオプション]の[基本設定]にある、[[開発] タブをリボンに表示する]にチェックを入れます。これを表示しなくても、マクロの作成や編集はショートカットキーから行えます。

目的 キー
マクロ ダイアログボックスを表示する Alt + F8
Visual Basic Editorを起動する Alt + F11

マクロの記録

ステータスバーまたは[開発]タブの[マクロの記録]をクリックする、またはAlt+TMRの順にキーを押します。そしてマクロ名を設定し、必要ならばショートカットキーも設定します。

記録の終了

開始の手順と同じ操作をします。つまりステータスバーまたは[開発]タブの[記録終了]をクリックする、またはAlt+T、M、Rの順にキーを押します。

マクロの確認と編集

記録したマクロは、Visual Basic Editorで確認や編集をできます。

個人用マクロ ブック (Personal Macro Workbook)

複数のブックで使用するマクロは、個人用マクロ ブックとして保存できます。その実体は、たとえばWindows 7ならば%APPDATA%\Microsoft\Excel\XLSTART\Personal.xlsbにあります。

このPersonal.xlsbファイルは、マクロを作成した後Visual Basic Editorで保存するか、「個人用マクロ ブックの変更を保存しますか? [はい] をクリックすると、次に Excel を起動したときにマクロが有効になります。」のメッセージで[はい]をクリックすることで作成されます。

Excelを1回で閉じられない

個人用マクロ ブックにマクロを記録すると、[閉じる]ボタンですべてのブックを閉じてもExcelが終了されなくなります。これは個人用マクロ ブックが非表示の状態で開かれているため、最後にこれも閉じる必要があるためです。

この問題を解決するには、

  • 個人用マクロ ブックから、マクロを削除する。
  • 個人用マクロ ブックのマクロが、起動時に読み込まれないようにする。
  • [すべてのウィンドウをタスク バーに表示する]のチェックを外す。

など、いくつかの方法があります。