OneNoteの起動時に「重大なエラー: 不明な理由により、ノートブック キャッシュ ファイルにアクセスできませんでした。ファイルのアクセス許可が変更されたか、ディスクに重大な障害が発生したことが原因として考えられます。OneNote を終了します。詳細については、技術サポートにお問い合わせください。エラー コード: 0x2」として、起動に失敗することがあります。そのときは表示されているセクションを確認しておき、OneNoteを終了した上でそのセクションの.oneファイルの名前を変更してから再起動します。
起動時に「高速な検索のためのインデックス作成をノートに対して実行できません。Windows サーチ サービスが停止中か無効になっています。」「Windows のコントロール パネルの [管理ツール] で Windows サーチ サービスを手動で開始するか、システム管理者にサービスの開始を依頼してください。」として、エラーとなることがあります。
Windows サーチ サービスは既定で遅延開始のため、OS起動直後にOneNoteを起動すると開始が間に合わないことがあります。現在の実行状態がどうなっているかは、サービス コンソールのWindows Search (WSearch) で確認できます。
タッチパネルでページをタップしたとき、ウィンドウがアクティブならばその位置へカーソルが移動しますが、非アクティブな状態では手書きモードへの変更となります。この挙動はオプションの[ペン]にある、[ペン/選択ツールを自動的に切り替える]のチェックを外すことで無効化できます。
エクスプローラなどでフォルダを右クリックし、[OneNoteでノートブックとして開く (Open as Notebook in OneNote)]を実行すると、そのフォルダ以下のファイルをOneNoteの管理下に置けます。これはOneNoteのメニューの【ファイル → 開く → ノートブック】からノートブックを開くことと同義で、そこにセクションの.oneファイルがあれば、それが表示されます。
それが意図したものならば良いのですが、問題はこの[OneNoteでノートブックとして開く]を予期せず実行してしまった場合で、そうするとそのフォルダ以下のすべてのサブフォルダに、[OneNote 目次.onetoc2]という名前で管理用のファイルが自動で作成されてしまいます。それらはシステム ファイルとして作成されるため通常は表示されず、削除してもOneNoteの終了時に再生成されます。
これらのファイルを削除するには、まず当該のフォルダをOneNoteの管理下から外します。それにはノートブックとして取り込まれたそのフォルダを選択した状態で、メニューの【ファイル → このノートブックを閉じる】を実行します。そしてシステム ファイルが表示されるように設定してから、当該のフォルダ以下で.onetoc2の拡張子のファイルを検索し削除します。
そもそもこの機能が不要ならば、コンテキストメニューから削除してしまえば間違って実行することもなくなります。この機能はレジストリの[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\OneNote.Open]に登録されており、このキーを削除することでメニューに表示されなくなります。
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\OneNote.Open] @="OneNote でノートブックとして開く" [HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\OneNote.Open\Command] @="C:\\PROGRA~2\\MICROS~1\\Office12\\ONENOTE.EXE \"%L\""