SQLite Database Browserの使用方法

SQLiteのデータベースをGUIで管理できます。

データベースのファイル名に、日本語が含まれていてはなりません。さもなくばエラー表示もなく、データベースのオープンに失敗します。

ダウンロード

次のページからダウンロードできます。

バージョンによる相違

SQLite Database BrowserのバージョンによりSQLiteの対応バージョンが異なりますので、利用するSQLiteに合わせたバージョンをダウンロードする必要があります。

バージョン別の対応状況
バージョン SQLite2 SQLite3
~1.1 ×
1.2~ ×

データベースの作成

メニューから[New Database]を選択します。なおデータベースファイルを作成するパスに日本語が含まれていると、作成に失敗します。


【File → New Database】

テーブルの作成

データベースの作成を続行すると、テーブルの作成画面になります。もしくはメニューの[Create Table]からでも作成できます。

[Add]ボタンをクリックすることで、フィールドの追加画面になります。


【Edit → Create Table】

テーブルのフィールドの作成

フィールドの名前を[Field name]に入力します。フィールドの型は[Field type]のコンボボックスから選択するか、右にあるボタンから任意の型を入力します。

この方法ではフィールド制約を設定できません。設定するには、SQLコマンドを実行してテーブルを作成する必要があります。

作成したフィールドが、テーブル作成画面に一覧表示されます。テーブルの作成を確定するには、[Create]ボタンをクリックします。

作成したテーブルが、[Database Structure]タブに表示されます。

データの作成

[Browse Data]タブの[New Record]から、データベースのデータを作成できます。

作成後のデータは空の状態ですので、入力したいデータのフィールドをダブルクリックします。

データの内容を入力し、[Apply Changes]をクリックします。

フィールドにデータが入力されます。

上記の手順をくり返し、データを入力していきます。

テーブル構造の変更

作成済みのテーブルに対して、フィールドの追加やデータ型の変更などを行えます。

この方法でテーブル構造を変更すると、当該テーブルのすべてのフィールド制約が失われます。

変更するテーブルを選択します。

フィールドの追加

[Add field]ボタンをクリックします。

フィールド名とフィールドのデータ型を指定して、フィールドを作成します。

フィールドの編集

[Edit field]ボタンをクリックします。

SQLコマンドの実行

[Execute SQL]タブから、任意のSQLコマンドを実行できます。

Ver.1.1では複数のコマンドを同時に実行できないため、1つずつ実行していく必要があります。

参考

参考書