LibreOffice 24.8以降で使用できます。
XLOOKUP( [検索基準] ; 検索範囲 ; 戻り範囲 [ ; [ 見つからない場合の結果 ] [ ; [一致モード] [ ; 検索モード ] ] ] )XLOOKUP関数
一致する値がなく見つからない場合の結果が無指定ならば、"#N/A"と出力されます。これを変更するには任意の文字列を指定します。
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 10 | A | a |
| 2 | 20 | B | b |
| 3 | 30 | C | c |
| 4 | 40 | D | d |
| 式 | 結果 | 理由 |
|---|---|---|
| =XLOOKUP(20,A1:A4,B1:B4) | B | 20がA2の値に一致するから |
| =VLOOKUP(20,A1:B4,2) | B | 〃 |
| =XLOOKUP("B",B1:B4,A1:A4) | 20 | ”B”がB2の値に一致するから |
| =VLOOKUP("B",A1:B4,1) | #N/A | 検索値が範囲の左端にないから |
隣接するセルにも結果を出力するには、配列数式として入力します。たとえば隣接する2つのセルを選択した状態で=XLOOKUP(20,A1:A4,B1:C4)を入力すると、そこに"B"と"b"が出力されます。