メール (Emails)

アカウント (Account)

メニューの 【ツール → アカウント設定】から設定できます。メールアカウントを追加するには、そのウィンドウの[アカウント操作]から[メールアカウントを追加]を選択します。アカウントの手動設定 | Thunderbird ヘルプ

アカウントのパスワードは、メニューの【ツール → 設定】の[プライバシーとセキュリティ]で、確認と削除をできます。

認証方式によっては「'受信トレイ' に対する現在の操作を正常に完了できませんでした。***@***.com アカウントのメールサーバーからの応答: User is authenticated but not connected.」として失敗することがあります。thunderbird - “User is authenticated but not connected” after changing my Exchange password - Unix & Linux Stack Exchange

表示順

既定ではアカウントを追加した順で表示されます。これを変更するには[アカウント設定]でアカウント名をドラッグして入れ替えるか、設定エディタで[mail.accountmanager.accounts]の値「account1,account2,account3,…」の順を入れ替えます。

既定のアカウントだけは例外で、この設定に無関係に先頭に表示されます。よって特定のアカウントを先頭に表示したいだけならば、それを既定のアカウントとします。

一時的な差出人の設定

メールの作成時に差出人のドロップダウンで[差出人アドレスをカスタマイズ]を選択すると、アカウントを作成することなく差出人を設定できます。

メッセージフィルター (Message filters)

メニューの【ツール → メッセージフィルター】から設定できます。フィルタ機能でメッセージを管理する | Thunderbird ヘルプ

差出人をフィルターの条件に指定できますが、この情報は偽装できるため、適切に分類される保証はありません。

フィルターの情報は%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\***\Mail\ServerName\msgFilterRules.datに保存されるため、これを書き換えることでも編集できます。How can I copy message filters to another account in Thunderbird? - Super User

スター (Star)

メッセージを目立たせるための目印で、手動もしくはフィルターの[メッセージにスターを付ける]から設定できます。

迷惑メール (Spam / Junk mail)

迷惑メールのフィルターは、適用範囲によって次のように設定できます。

  • 全体の設定 … オプションの[セキュリティ]パネルの[迷惑メール]タブ
  • アカウントごとの設定 … アカウント設定の[迷惑メール]
Thunderbird と迷惑メール | Thunderbird ヘルプ

リンクの無効化

設定エディタで[network.protocol-handler.external-default]をfalseにすることでリンクの処理が外部のアプリケーションに渡されなくなるため、クリックしてもそのページを開かないようにできます。 Network.protocol-handler.external-default - MozillaZine Knowledge Base メッセージ中のハイパーリンクが機能しない | Thunderbird ヘルプ

スレッド

スレッドにより、会話ごとにツリー状の構造でメッセージをグループ化できます。

注目スレッド

メールを選択した状態でWを押すか、コンテキストメニューの[注目スレッドに設定]から、スレッドを注目スレッドに設定できます。これに設定すると、スレッドの列に「目」のアイコンが表示されます。

スレッドの無視

スレッド単位で無視する | Thunderbird ヘルプ

スレッドの無効化

スレッドでの表示が不適なら、フォルダ単位でスレッドを無効化できます。それには対象のスレッドを表示した状態で、メニューの【表示 → 並べ替え順序】で[非スレッド]を選択します。フォルダーでスレッド化を無効にする - Thunderbird のメッセージスレッドで会話ごとにメッセージをグループ化する | Thunderbird ヘルプ

引用文 (quotation)

引用文として強調表示させるには、その文章をコピーしてからコンテキストメニューの[引用文として貼り付け (Paste as quotation)]で本文内に貼り付けます。この結果を模倣して行頭に「>」を記述しても、その前に自動で空白文字 (U+0020) が挿入され、引用文とは認識されません。

セキュリティ

HTML形式の無効化

編集時 メニューの【ツール → アカウント設定】の各アカウントの[編集とアドレス入力]にある、[HTML 形式でメッセージを編集する]のチェックを外す。
送信時 メニューの【ツール → オプション】の[編集]パネルの[一般]タブの下部にある[送信テキスト形式]をクリックし、[可能な限りプレーンテキストでメッセージを送信する]をチェックします。
受信時 メニューの【表示 → メッセージの表示形式】を[プレーンテキスト]とする。

メールの内容によっては、何も表示されなくなることがあります。

Thunderbird でHTML形式をやめプレーンテキストのみで送受信するための設定 | セキュリティ | みどりのウェブ開発日記

HTML形式での作成

HTML形式で作成する必要があるならば、[HTML 形式でメッセージを編集する]が有効となっているアカウントがアクティブな状態で、メッセージを新規作成します。

フォント

テキスト形式のメッセージのフォントは、オプションの[表示]パネルの[書式]タブにある[詳細設定]から設定できます。

  • 受信メッセージ … [プロポーショナル]で指定された明朝体またはゴシック体のフォントが適用される。ただし[プレーンテキストメッセージに等幅フォントを使用する]がチェックされていると、[等幅]の指定が適用される。
  • 送信メッセージ … [等幅]のフォントが適用される。

フォントの指定が適用されないときには、フォントの[詳細設定]の[対象言語]を、[他の表記体系]などに変更してみます。

HTML形式のメッセージは、オプションの[編集]パネルの[一般]タブにある、[フォント]から設定できます。