ファイルに関する各種の処理を実行できます。
| コマンド | 機能 |
|---|---|
| 8dot3name | 8dot3name 管理 |
| behavior | ファイル システムの動作の制御 |
| dirty | ボリュームの dirty ビットの管理 |
| file | ファイルに固有のコマンド |
| fsinfo | ファイル システム情報 |
| hardlink | ハードリンクの管理 |
| objectid | オブジェクト ID の管理 |
| quota | クォータの管理 |
| repair | 自己復旧の管理 |
| reparsepoint | 再解析ポイントの管理 |
| resource | トランザクション リソース マネージャーの管理 |
| sparse | スパース ファイルの制御 |
| transaction | トランザクションの管理 |
| usn | USN の管理 |
| volume | ボリュームの管理 |
| コマンド | 機能 |
|---|---|
| findbysid | セキュリティ識別子でファイルを検索 |
| queryallocranges | ファイルに割り当てられた範囲の照会 |
| setshortname | ファイルの短い名前の設定 |
| setvaliddata | ファイルの有効なデータ長の設定 |
| setzerodata | ファイルのゼロ データの設定 |
| createnew | 指定されたサイズの新しいファイルを作成 |
| queryfileid | 指定されたファイルをファイル ID で照会 |
| queryfilenamebyid | ファイル ID のランダム リンク名を表示 |
指定サイズのファイルを作成できます。
使用法 : fsutil file createnew <ファイル名> <長さ>
例 : fsutil file createnew C:\testfile.txt 1000
fsutil file createnew /?
このとき長さの単位はバイトです。つまり1000と指定すると、1000バイトのファイルが作成されます。また作成されるファイルは、すべて0x00で埋められたデータです。
Windows TIPS:巨大なサイズのファイルを簡単に作る方法 - @IT デジタルアドバンテージ (2011/06/27)
ファイル システム情報を取得できます。
| コマンド | 機能 |
|---|---|
| drives | ドライブをすべて一覧表示 |
| driveType | ドライブの種類の照会 |
| ntfsInfo | NTFS 固有のボリューム情報の照会 |
| refsInfo | REFS 固有のボリューム情報の照会 |
| sectorInfo | セクター情報の照会 |
| statistics | ファイル システム統計情報の照会 |
| volumeInfo | ボリューム情報の照会 |
C:\>fsutil fsinfo volumeinfo d: ボリューム名 : ボリューム シリアル番号 : 0x******** コンポーネント最大長 : 255 ファイル システム名 : FAT32 読み書き可能です 仮想プロビジョニングされていません ファイル名の大文字小文字を保持 ファイル名での Unicode 使用をサポート ハンドルのクローズ結果情報を返します 暗号化されたファイル システムをサポート
トランザクション リソース マネージャー (Transactional Resource Manager : TRM) を管理できます。Fsutil resource | Microsoft Learn
C:\>fsutil resource info d:
リソース マネージャー識別子: ********-****-****-****-************
RM の KTM ログのパス: \Device\HarddiskVolume*\$Extend\$RmMetadata\$TxfLog\$TxfLog::KtmLog
TOPS が使用している領域: 1 MB
TOPS の空き領域: 100%
RM の状態: アクティブ
実行中のトランザクション: 0
単一フェーズ コミット: 0
2 フェーズ コミット: 0
システムによってロールバックが開始されました:
0
最も古いトランザクションの保存期間:
00:00:00
ログ モード: 簡易
コンテナー数: 2
コンテナー サイズ: 10 Mb
合計ログ容量: 20 Mb
合計空きログ領域: 19 Mb
最小コンテナー: 2
最大コンテナー: 20
ログ拡張増分: 2 コンテナー
自動縮小: 無効
RM で、整合性よりも可用性を優先します。