日付と時刻の関数

日付

EOMONTH

指定された月だけ前後した、月末のシリアル値を取得できます。

EOMONTH(開始日, )
EOMONTH(開始日, 月) - EOMONTH 関数 - Office サポート

たとえば、

=EOMONTH(DATE(2008,5,23),0)

とすると39599が返され、これは日付の書式で表すと2008/5/31です。

時刻

関数 機能
TIME 時、分、秒から、小数への変換
TIMEVALUE 文字列形式の時刻から、小数への変換

たとえば60という数値を1:00と表示するには、86400で除算したセルの書式をm:ssとします。Excelでは時間を1日を分母とした分数として処理しているため、この86400 (=24*60*60) という1日の秒数で除算することで秒単位の時間として表せます

TIME

指定の時刻を、小数に変換できます。

TIME(, , )
TIME 関数 - Office サポート

引数の値は、すべて0~32767の範囲です。返されるのは0~0.99988426の範囲の小数で、これは0:00:00~23:59:59までの時刻を意味します。

結果 [h]:mm:ss
=TIME(0,0,1) 0:00:01
=TIME(0,0,10) 0:00:10
=TIME(0,0,100) 0:01:40
=TIME(0,1,100) 0:02:40

TIMEVALUE

文字列で表された時刻を、小数に変換できます。

TIMEVALUE(時刻文字列)
TIMEVALUE 関数 - Office サポート
指定の書式による結果
標準 [h]:mm:ss
=TIMEVALUE("0:0:10") 0.000115741 0:00:10
=TIMEVALUE("0:0:30") 0.000347222 0:00:30
=TIMEVALUE("0:0:60") 0.000694444 0:01:00
=TIMEVALUE("0:0:70") 0.000810185 0:01:10
=TIMEVALUE("0:1:80") 0.00162037 0:02:20
=TIMEVALUE("0:0:3600") 0.041666667 1:00:00
=TIMEVALUE("12:0:0") 0.5 12:00:00
結果 [h]:mm:ss.00
=TIMEVALUE("0:0:1") 0:00:01.00
=TIMEVALUE("0:0:1.23") 0:00:01.23

HOUR

シリアル値から時間の値を得られます。

HOUR(シリアル値)
HOUR 関数 - Office サポート
結果
=HOUR(0.1) 2
=HOUR(0.25) 6
=HOUR(0.5) 12
=HOUR(0.75) 18
=HOUR(1) 0
=HOUR("1:00:00") 1
=HOUR("12:00:00") 12