エラー処理

実行時エラーが発生するとそれは致命的エラーとなり、通常はエラーメッセージが表示されてプログラムが停止します。しかしこのときOn Errorステートメントが設定されていると、プログラムを停止せずにエラー処理ルーチンへ制御を移せます。

ステートメント エラー処理ルーチンの位置
On Error Goto line 引数lineで指定した行
On Error Resume Next エラーが発生したステートメントの次のステートメント

エラー処理の無効

On Error Goto 0

設定されているエラー処理を無効にします。

エラー原因の特定

Errオブジェクトに、実行時エラー関する情報が格納されています。

プロパティ 内容
Number エラーコード
Description エラーに関する説明の文字列
Source エラーの発生元のオブジェクトまたはアプリケーションの名前を表す文字列
HelpFile ヘルプ ファイルのパス
HelpContext ヘルプ ファイルのトピックに対応するコンテキスト番号を含む文字列
LastDLLError 最後にDLLを呼び出したときのエラーコード