比較対象としてフォルダを指定したときには、フォルダ内のファイルが一括して比較されます。そして比較結果リストのファイル名をダブルクリックすることで、そのファイルの比較が行われます。
設定の[比較 → フォルダ]で、比較方法を指定できます。
比較方法 | 比較内容 |
---|---|
フルコンテンツ | ファイルの内容で比較。プラグインを用い、正確な比較と移動ブロック検出を行う |
クイックコンテンツ | ファイルの内容で比較。 |
バイナリコンテンツ | ? |
更新日時 | 更新日時で比較 |
更新日時とサイズ | 更新日時で比較し、それが同じならばファイルサイズで比較 |
サイズ | ファイルサイズで比較 |
更新日時で比較したときにわずかな差のファイルまで検出されるときは、設定の[比較 → フォルダ]にある[3秒以下の時間差を無視する]をチェックします。
ファイルを開くときにフィルタを指定することで、無関係なファイルを比較対象から除外できます。
フィルタの選択ウィンドウを開くボタン
フィルタの選択
フォルダの比較ウィンドウがアクティブな状態では、メニューの【表示】から表示項目を選択でき、不要なファイルを非表示にできます。
既定では表形式で表示されるため、サブフォルダが多数の場合には比較が困難になります。これはフォルダを指定するウィンドウで[サブフォルダを含む]をチェックすることで、ツリー表示に変更できます。2. Folder Compare window - Comparing and merging folders - WinMerge Manual
対象とするファイルを選択し、メニューの【マージ → 右にコピー】もしくは【 → 左にコピー】を実行することで、内容が同一となるように他方を上書きできます。