AccessからSQLiteのデータベースを使用する方法

ODBCドライバのインストール

AccessからSQLiteのデータベースへ接続するには、まずSQLite用のODBC (Open DataBase Connectivity) ドライバをインストールする必要があります。次のページで、

  • 32bitは、sqliteodbc.exe
  • 64bitは、sqliteodbc_w64.exe

をダウンロードしてインストールします。

SQLite ODBC Driver

DSNへの登録 (ODBC データ ソース アドミニストレータ)

Accessから参照できるようにするにはDSN (Data Source Name) への登録を行います。

【スタート → コントロールパネル → 管理ツール → データソース(ODBC)】から、ODBC データ ソース アドミニストレータを起動します。

※DSNへの登録は、Access上でデータベースへ接続する過程においても行えます。

上部にあるタブで「ユーザーDSN」もしくは「システムDSN」を選択し、[追加]をクリックします。

DSNの種類
DSN 使用可能なユーザー
ユーザーDSN 現在のユーザーのみ
システムDSN コンピュータ上のすべてのユーザー
ファイル DSN  

[データソースの新規作成]で、データソースのドライバを選択します。

ドライバ 対象 文字エンコーディング
SQLite ODBC (UTF-8) Driver SQLite2 UTF-8
SQLite ODBC Driver  
SQLite3 ODBC Driver SQLite3  

[Database Name]でデータベースのファイルを指定します。


SQLite ODBC (UTF-8) Driver Configuration

データベースへの接続

【外部データ → その他 → ODBC データベース】から、ODBCデータベースへ接続を行います。

データベースをインポート、またはリンクするかの選択を行います。

データソースを選択します。

  • ファイルDSNならば、[ファイル データソース]
  • ユーザーDSNまたはシステムDSNならば、[コンピュータ データソース]

のタブを開きます。

ここで[新規作成]をクリックするとODBC データ ソース アドミニストレータが起動し、ここからでもDSNへ登録できます。

データベースをインポートする場合には[オブジェクトのインポート]、リンクする場合には[テーブルのリンク]ウィンドウが開きます。ここでインポートもしくはリンクしたいテーブルを選択し[OK]をクリックすることで、データベースの内容がAccess上で表示されます。