ルックアップ フィールド

ルックアップ フィールドでは、

  • テーブルまたはクエリから取得された値
  • あらかじめ決めておいた値

のいずれかからデータを取得できます。

データ型

ルックアップ フィールドのデータ型は選択された内容によって決まり、テキスト型または数値型になります。

ルックアップ列

ルックアップ列ではIDなどの数値を、名前のようにわかりやすい値に置き換えて表示できます。

  • 表示値 … ユーザーインターフェイスに表示される値
  • 連結値 … コントロールに格納されている値

ルックアップ フィールドのプロパティ

プロパティ名 目的
表示コントロール
(DisplayControl)
コントロールの種類を、次のいずれかに設定する
  • チェックボックス
  • テキストボックス
  • リストボックス
  • コンボボックス
値集合タイプ
(RowSourceType)

ルックアップ列の値を別のテーブルまたはクエリの値に基づいて設定するか、指定した値リストを使用するかを指定する。

テーブルまたはクエリのフィールドの名前を使用してリストを設定することもできる。

値集合ソース
(RowSource)
ルックアップ列の値を提供するテーブル、クエリまたは値リストを"値集合タイプ"プロパティの設定に基づいて指定する
  • [テーブル/クエリ]または[フィールドリスト]に設定した場合、テーブルまたはクエリの名前、あるいはクエリを表すSQLステートメントに設定する
  • [値リスト]に設定した場合、セミコロンで区切られた値のリストを設定する
連結列
(BoundColumn)

ルックアップ列に格納される値を提供する値集合ソースの列を指定する。

(この値の範囲は、1から値集合ソースの列数)

(格納する値を提供する列は、表示列と同じ列でなくても構わない)

列数
(ColumnCount)

ルックアップ列に表示できる値集合ソースの列数を指定する。

表示する列を選択するために、"列幅"プロパティに列幅を指定する。

列見出し
(ColumnHeads)
列見出しを表示するかどうかを指定する
列幅
(ColumnWidths)

各列の列幅を入力する

(ID番号などの列を表示しない場合は、幅として0を指定する)

リスト行数
(ListRows)
ルックアップ列に表示する行数を指定する
リスト幅
(ListWidth)
ルックアップ列に表示するコントロールの幅を指定する
入力チェック
(LimitToList)
リストにない値の入力を、ユーザーに許可するかどうかを指定する
複数の値の許可
(AllowMultipleValues)
複数の値を持つフィールドをルックアップ列で使用し、複数の値を選択できるようにするかどうかを指定する
値リストの編集の許可
(AllowValueListEdits)
値リストに基づくルックアップ列の項目を編集できるかどうかを指定する。このプロパティを[はい]に設定した場合、単一列の値リストに基づくルックアップフィールドを右クリックすると、[リスト項目の編集]メニュー項目が表示される。ルックアップフィールドに複数の列が含まれる場合、このプロパティは無視される。
リスト項目編集フォーム
(ListItemsEditForm)
テーブルまたはクエリに基づくルックアップ列のリスト項目を編集するときに使用する既存のフォームを指定する
値集合ソースの値のみの表示
(ShowOnlyRowSourceValues)
"複数の値の許可"が[はい]に設定されている場合、現在の値集合ソースに一致する値のみを表示する

ルックアップ ウィザード