Webの情報をOneNoteに保存するには、Internet Explorerでそのページを開き、コマンドバーもしくはメニューの【ツール → OneNoteに送る】を実行します。このときページで選択されている範囲があればその範囲のみが、さもなくばページ全体がOneNoteに取り込まれます。
もしメニューに[OneNoteに送る]が表示されないならば、[アドオンの管理]のツールバーと拡張機能で[OneNoteに送る]が有効になっているか確認します。
取り込んだ情報は、既定では落書きノートに保存されます。これはオプションの[OneNote に送る]から変更できます。
ページを取り込むのではなくリンクを張るだけならば、ファイルへリンクする方法と同様に設定できます。または、
から始まる文字列を入力すると、自動的にリンクが設定されます。
ハイパーリンクをクリックしたとき、「http://example.com/ を開くことができません。 必要な情報をダウンロードできません。」のようにエラーとなりページを開けないことがあります。これにはそのエラーによって、次のような原因が考えられます。
エラーメッセージ | 原因 |
---|---|
予期しないエラーが発生しました。 | リンク先のアドレスの形式に誤りがある。 |
インターネット サイトのレポートによると、リクエストしたアイテムが見つかりませんでした。(HTTP/1.0 404) | リンク先が存在しない。 |
インターネット サーバーまたはプロキシ サーバーが見つかりませんでした。 |
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必要な情報をダウンロードできません。 |
|
※1 たとえばサーバがTLS 1.0を使用しているときに、Internet Explorerの詳細設定で[TLS 1.0 を使用する]のチェックが外れているとエラーとなる。
メニューの【挿入 → 画面の領域】から、画面の一部を画像としてOneNoteに取り込めます。このとき画像の下部に「画面の領域の取り込み日時」という文字が挿入されますが、これを無効にする方法はないようです。
ページにファイルを添付することで、任意の情報をページに取り込めます。それにはメニューの【挿入 → ファイル】からファイルを選択するか、エクスプローラなどからOneNoteのページ上へファイルをドラッグ&ドロップします。ドロップしたときダイアログが表示されますが、そこでは[ファイルのコピーをページに挿入する]を選択します。他方の[元のファイルへのリンクを挿入する]を選択すると、ファイルへのリンクとなります。
挿入方法 | ページ上の表示 |
---|---|
ファイルへのリンク | ![]() |
ファイルのコピー | ![]() |
ファイルを添付すると、そのデータがセクションの.oneファイルにコピーされます。リンクが張られるわけではないため、元のデータを編集しても添付したファイルには反映されません。
添付されたファイルは、それをダブルクリックすることで開けます。
また取り込んだファイルは、それを右クリックして[名前を付けて保存]することで取り出すことができます。
取り込んだファイルは、それを選択した状態でDelキーを押すことで削除できます。ただしその時点では表示されなくなるだけで、ファイルの実体はそのセクションの.oneファイル内に保存されたままとなっています。
このように不要となったデータは、OneNoteが非アクティブとなっているときにファイルの最適化により自動で削除されます。これをすぐに実行したいならば、オプションの[保存]にある[すべてのファイルを最適化する]ボタンをクリックします。
クリップボードを介して貼り付けると、その情報のフォーマットに合わせて取り込めます。
画像は取り込みに時間がかかることがあります。そのときには画像編集ツールを介して貼り付けるか、画面の領域の取り込みを用いることですばやく取り込めます。
TWAIN対応のスキャナを接続し、メニューの【挿入 → 画像 → スキャナまたはカメラから】から取り込めます。
OneNoteのプリンタ ドライバを介することで、文書を印刷する要領でOneNoteに情報をインポートできます。OneNote プリンタ ドライバを使用してノートにファイルをインポートする - OneNote