アカウントの設定は、メニューの【ツール → アカウント設定】から行えます。
新しいアカウントを追加するには[新規]をクリックします。
設定項目 | 説明 | |
---|---|---|
ユーザー情報 | 名前 | |
電子メール アドレス | ||
サーバー情報 | アカウントの種類 | |
受信メール サーバー | ||
送信メール サーバー | ||
メール サーバーへの ログオン情報 |
アカウント名 | |
パスワード |
メールのアカウント作成時に、サービスに「Outlook Mobile Service」という選択肢があります。これはOutlookからモバイル デバイスへメッセージを送信するためのサービスですが、日本国内では利用できません。
Outlook Mobile Service の概要 - Outlook
Outlook Mobile Service アカウントを追加または削除する - Outlook
[詳細設定 (advanced settings)]タブの[使用する暗号化接続の種類]で、暗号化の方式を指定できます。
アカウント設定のテストで、「テスト電子メール メッセージの送信: 送信 (SMTP) メール サーバーに接続できません。このメッセージを引き続き受信する場合は、サーバー管理者かインターネット サービス プロバイダ (ISP) に問い合わせてください。」とエラーとなる場合には、サーバーのポート番号を確認します。
さくらインターネットのメールアドレスでの設定方法は、以下のページで解説されています。
パスワードを保存しているにもかかわらず、再度パスワードの入力を求められることがあります。これはメール サーバへのログインに失敗した場合に表示されます。
これまで正常に送受信できていたのに突然ダイアログが表示されたとしたら、それはメール サーバの不具合かも知れません。もしサーバ側のトラブルだとしたら設定を見直しても解決は不可能で、サーバ側で解決されるのを待つしかありません。
[ネットワーク パスワードの入力] ダイアログ ボックスが表示される - Outlook
Outlook または Outlook Express でパスワードの保存の設定が保持されない
受信に失敗し、「タスク '*** - 受信中' でエラー (0x80042108) が報告されました: '受信 (POP3) メール サーバーに接続できません。このメッセージを引き続き受信する場合は、サーバー管理者かインターネット サービス プロバイダ (ISP) に問い合わせてください。'」とエラー表示されることがあります。これはIPv6による接続やセキュリティソフトが原因となることがあるようですが、Outlookを再起動することで解決できることもあります。
Windows で IPv6 が有効になっている場合、エラー番号 0x80042108 または 0x80042109 が表示されて Outlook でメールの送受信ができない
So-net 会員サポート | 「エラー番号:0x80042108」が表示されてメールの受信ができない
送受信グループの設定は、メニューの【ツール → 送受信 → 送受信の設定 → 送受信グループの定義】から行えます。
オプションの[メール セットアップ]タブで[接続したら直ちに送信する]がチェックされていると、オンラインの状態ではすぐに送信されます。これでは送受信グループの設定が意味をなさなくなるため、送信の時機も制御するにはこのチェックを外します。
送受信グループを使用する理由 - Outlook - Office.com
「このアイテムはまだサーバーから取得されていません。」として、操作の選択を迫られることがあります。そのときの操作の意味は、下表の通りとなります。
本文のダウンロード | サーバーから削除 | |
---|---|---|
マークを解除する (Unmark this header item) |
× | × |
メッセージをダウンロード用にマークする (Mark to download this message) |
○ | ○ |
コピーを取得するようにマークする (Mark to download this message and leave a copy the server) |
○ | × |
サーバーから削除するようにマークする (Mark to delete this message from the server) |
× | ○ |
選択した操作は、受信時に実行されます。
項目 | 分類の基準 | |
---|---|---|
グループ化 | 並べ替え | |
日付 | 日付 | 受信日時 |
スレッド | メッセージの件名 | 受信日時 |
差出人 | 差出人 | 受信日時 |
宛先 | 宛先の名前 | 受信日時 |
分類項目 | 分類項目 | 受信日時 |
フラグ: 開始日 | フラグ | フラグの開始日 |
フラグ: 期限 | フラグ | フラグの期限 |
サイズ | サイズの巨大、超特大などの7つ | サイズ |
件名 | メッセージの五十音順の件名 | 受信日時 |
種類 | アイテムの種類別 | 受信日時 |
添付ファイル | 添付ファイルの有無の2つ | 受信日時 |
電子メール アカウント | 電子メール アカウント | 受信日時 |
重要度 | 重要度の高・標準・低の3つ | 受信日時 |
グループ化することで、関連するメッセージをまとめられます。
メッセージを整理して定義済みグループに分類する - Outlook
特定の相手とのメッセージをまとめるには、[スレッド]で並べ替えます。スレッドではメッセージの件名を基準にまとめられます。これはメインメニューの【表示 → 並べ替え → スレッド】から指定できます。メッセージをスレッド別に並べ替える - Outlook
このように、先頭のフィールドはインデントされて表示されます。
通常、電子メールの「差出人」の欄には、その差出人が設定した名前が表示されます。一方で差出人のメールアドレスはそのメールの[メッセージ オプション]のヘッダーから確認できますが、それは手間のため、ここでは差出人のメールアドレスをメッセージビューに表示する方法について解説します。
![]() |
→ | ![]() |
差出人に表示される名前は差出人が決められるのと同様に、差出人のメールアドレスも差出人が自由に決められるものです。よってこのようにして確認したメールアドレスが、正確である保証はありません。しかし配送経路はすべて偽装できないため、より正確な情報はメールヘッダから調べます。
電子メールをバックアップするには、
などの方法があります。このうちOutlookがない環境でも内容を確認できるようにするには、PDFやテキストなど、Outlookに依存しない形式を選びます。
フォルダごと1つのファイルにまとめてバックアップするならば、個人用フォルダのpst形式で保存します。それにはメニューの【ファイル → インポートとエクスポート】を選択します。そして[ファイルにエクスポート]を選択し、[次へ]をクリックします。Outlook2007のメールのバックアップとインポート
ファイルの種類で[個人用フォルダ ファイル (.pst)]を選択し[次へ]をクリックしたら、エクスポートするフォルダを選択します。続いて保存先と、データが重複した場合の処理を問われます。
このオプションの選択によって、重複時に下表のように処理されます。
選択肢 | 処理内容 |
---|---|
重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える | 既存のデータは、エクスポートされた情報で上書きされます。 |
重複してもエクスポートする | 既存のデータは上書きされず、重複する情報は、バックアップ ファイルに追加されます。 |
重複したらエクスポートしない | 既存のデータが保持され、フォルダ内の重複する情報はバックアップ ファイルにコピーされません。 |
オプションを決定し[完了]をクリックしても完了せず、個人用フォルダの作成ダイアログが表示されます。ここでさらに[OK]をクリックすると.pstファイルが作成され、作業は完了です。
pst形式で保存したデータは、エクスポートと同様の手順でインポートできます。
インポート時には、元のフォルダ構成が維持されて結合されます。それにより既存のデータと競合する恐れがあるため、インポート先のフォルダ名を先に変更しておくと安全です。
※1 メニューの[インポートとエクスポート]が使用できないならば、[データ ファイルの管理]からpstファイルを追加します。
アカウントが作成されていない状態では、[インポートとエクスポート]は使用できません。
インポート時に「ファイル アクセスが拒否されました。 ファイル ***.pst にアクセスするための十分なアクセス権がありません。」と表示され失敗するならば、ファイルが読み取り専用に設定されていないか確認します。その場合「このファイルは読み取り専用に設定されています。別のファイル名を選んで再実行してください。」と表示されることもあります。
メールを選択した状態で、エクスプローラなどへドラッグ&ドロップします。
エクスプローラなどで.msgファイルを選択して、それをOutlookのメール フォルダへドラッグ&ドロップします。
Windows 8.1以降でドロップすると、それが添付ファイルとしてメールが作成されます。Outlookの.msgファイルがドラッグ・ドロップで簡単に保存・移動できなくなった - Microsoft コミュニティ
メールを開き、PDFで出力できる仮想プリンタを選択して印刷します。
メールを開いた状態で、そのウィンドウのOfficeボタンから[名前を付けて保存]を選択します。そして[ファイルの種類]で[テキスト (*.txt)]を選択して保存すると、txt形式で保存されます。