情報関数

IS関数

引数の状態によってTRUEまたはFALSEを返す、ISから始まる以下の関数が用意されています。

  • ISBLANK(value) … 空白
  • ISERR(value) … エラー値 (#N/Aを除く)
  • ISERROR(value) … エラー値 (#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL!のいずれか)
  • ISLOGICAL(value) … 論理値
  • ISNA(value) … エラー値 (#N/A)
  • ISNONTEXT(value) … 文字列以外 (空白も含む)
  • ISNUMBER(value) … 数値
  • ISREF(value) … セル範囲
  • ISTEXT(value) … 文字列

ISBLANK

セルが空ならばTRUEを返します。これにより、未入力のセルを分けて処理できます。たとえばA1に何か入力されているときのみB1の値を出力するには、IFとNOTと組み合わせて次のようにします。

=IF(NOT(ISBLANK(A1)),B1,"")

この関数は未入力の場合のみTRUEとなるため、空白文字や表示されない文字が入力されている場合にはFALSEとなります。

セルの状態 判定
(未入力) TRUE
(空白文字を入力) FALSE
' FALSE
="" FALSE

ISERROR

 

参考

NA

NA( )
NA 関数

エラー値「#N/A」が得られます。これは他の表計算プログラムとの互換性のための関数であり、「#N/A」と直接入力しても意味は同じです。

結果
=ISNA(NA()) TRUE
=ISNA(#N/A) TRUE