引数の状態によってTRUEまたはFALSEを返す、ISから始まる以下の関数が用意されています。
セルが空ならばTRUEを返します。これにより、未入力のセルを分けて処理できます。たとえばA1に何か入力されているときのみB1の値を出力するには、IFとNOTと組み合わせて次のようにします。
=IF(NOT(ISBLANK(A1)),B1,"")
この関数は未入力の場合のみTRUEとなるため、空白文字や表示されない文字が入力されている場合にはFALSEとなります。
セルの状態 | 判定 |
---|---|
(未入力) | TRUE |
(空白文字を入力) | FALSE |
' | FALSE |
="" | FALSE |
NA( )NA 関数
エラー値「#N/A」が得られます。これは他の表計算プログラムとの互換性のための関数であり、「#N/A」と直接入力しても意味は同じです。
式 | 結果 |
---|---|
=ISNA(NA()) | TRUE |
=ISNA(#N/A) | TRUE |