絶対パスで指定しなかった場合は、%A_WorkingDir%からの相対パスと見なされます。
ファイルの末尾にテキストを書き込めます。ファイルが存在しないときは、それが作成されます。
FileAppend [, Text, Filename]FileAppend
パターンに一致するファイルを、ごみ箱へ送れます。サイズが大きすぎ送れない場合には、v1.0.96より前は削除され、それ以降は警告が表示されます。
FileRecycle, FilePatternFileRecycle
FilePatternはファイルパスまたはC:\Temp\*.tmp
のようなワイルドカードを含むパターンで指定します。
パターンに一致するファイルを、削除できます。
FileDelete, FilePatternFileDelete
読み取り属性のあるファイルを削除するには、事前にそれを取り除きます。
指定のディレクトリを削除できます。
FileRemoveDir, DirName, [Recurse?]FileRemoveDir
Recurseに1を指定しないと、ファイルやサブディレクトリが含まれる場合には削除されません。
.iniファイルに値を書き込めます。
IniWrite, Value, Filename, Section, KeyIniWrite - Syntax & Usage | AutoHotkey
IniWrite, val1, C:\sample.ini, sec1, key1 IniWrite, val2, C:\sample.ini, sec2, key2 IniWrite, val3, C:\sample.ini, sec1, key2
これは次のようにファイルに出力されます。
[sec1] key1=val1 key2=val3 [sec2] key2=val2
IniWrite, Pairs, Filename, Section
KeyとValueの組み合わせではなくPairsで指定する構文では、次のように「=」と「`n」でそれらを文字列で渡します。
IniWrite, val1, C:\sample.ini, sec1, key1 IniWrite, val2, C:\sample.ini, sec2, key2 IniWrite, key3=val3`nkey4=val4, C:\sample.ini, sec1
この場合、既存のSectionの内容はすべて上書きされます。
[sec1] key3=val3 key4=val4 [sec2] key2=val2
書き込みに失敗すると、ErrorLevelに1が設定されます。
.iniファイルから値を読み込めます。
IniRead, OutputVar, Filename, Section, Key ,[Default]IniRead - Syntax & Usage | AutoHotkey
Keyが存在しないか読み込みに失敗したならば、Defaultの値が返されます。Defaultが指定されていないと"ERROR"が返されます。
IniRead, OutputVar1, C:\sample.ini, sec1, key1, ABC IniRead, OutputVar2, C:\sample.ini, sec1, key5, ABC MsgBox, % OutputVar1 ; val1 MsgBox, % OutputVar2 ; ABC
.iniファイルから値を削除できます。
IniDelete, Filename, Section, [Key]
Keyを省略すると、Section全体が削除されます。
スクリプトの作業ディレクトリを変更できます。
SetWorkingDir, DirNameSetWorkingDir
たとえばスクリプトのあるディレクトリと同一にするには、
SetWorkingDir, %A_ScriptDir%
とします。