スクリーンの解像度やマルチモニタの情報、それに各種のシステム情報を取得できます。
SysGet, OutputVar, Sub-command [, Param3 ]SysGet
取得する情報はSub-commandで指定します。そのとき必要ならば、追加の情報をParam3で指定します。
Sub-commandの値 | 取得内容 |
---|---|
MonitorCount | モニタの数 |
MonitorPrimary | プライマリモニタの数 |
Monitor | Param3で指定されたモニタの、バウンディング座標。結果はOutputVarで指定した変数名にLeftなどの文字を続ける形式で取得できます。
|
MonitorWorkArea | Param3で指定されたモニタの、バウンディング座標からタスクバーなどの領域を除いたもの |
MonitorName | Param3で指定されたモニタの、名前 |
80 | SM_CMONITORS : デスクトップに表示されているモニタの数 |
43 | SM_CMOUSEBUTTONS : マウスのボタンの数 |
… |
モニタに関する基本的な情報は名前で指定できますが、それ以外は数値で指定します。
SysGet, val, MonitorCount MsgBox, %val% ; 2 SysGet, val, Monitor, 1 MsgBox, %valLeft%, %valTop%, %valRight%, %valBottom% ; 0, 0, 1920, 1080
DLL内部の関数を呼び出します。
Result := DllCall( "[DllFile\]Function" [, Type1, Arg1, Type2, Arg2, "Cdecl ReturnType"])DllCall
Unicode版とANSI版での違いに注意する必要があります。DllCall - Script Compatibility
クリップボードにデータが格納されるまで待機します。
ClipWait [, SecondsToWait, ; 待機する最大の秒数 1] ; 1と指定すると、テキストデータ以外も対象となるClipWait
SecondsToWaitを省略すると永久に待ちます。0と指定すると、0.5とみなされます。指定時間まで待機したときはErrorLevelが1となります。
既定では、テキストに変換可能なデータが格納されるのを待ちます。テキスト以外を対象とするには、第2パラメータに1を指定します。
スクリプトを再読み込み (リロード) します。
ReloadReload
ホットキーとホットストリングの有効/無効を切り替えられます。
Suspend [, Mode]Suspend
Modeは次の値です。
無効に指定したときは、最初にSuspendコマンドが記述されているサブルーチン以外のすべてが無効化されます。