レジストリエディタ (Registry Editor)

レジストリとは、システムの構成情報を格納しているデータベースです。レジストリエディタでは、その情報への追加や編集を行えます。

起動方法

スタートメニューから「regedit」と検索して表示される、regedit.exeを実行することで起動できます。

主要なキー

レジストリエディタの最初のサブツリーには、次の5つのキーがあります。

キー 説明
HKEY_LOCAL_MACHINE ローカル コンピュータのシステム (ハードウェアとオペレーティング システム) に関する情報
HKEY_USERS アクティブに読み込まれたユーザー プロファイルと既定のプロファイルに関する情報
HKEY_CLASSES_ROOT ※1 各種OLEテクノロジで使われる情報やファイルクラス関連付けデータ
HKEY_CURRENT_USER ※1 対話型ログオンしているユーザーのユーザー プロファイル
HKEY_CURRENT_CONFIG ※1 ローカル コンピュータのシステムを起動するときに使われるハードウェア プロファイルの情報
レジストリ構造 (Windows Server 2003) | TechNet

※1 これら3つのキーは、次のようにそれぞれ他のキーの別名です。

キー 説明
HKEY_CLASSES_ROOT 次の2つのキーを結合したもの
  • HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes
キーが競合する場合には、HKEY_CURRENT_USER...の値が優先される。
HKEY_CURRENT_USER HKEY_USERS\<現在のユーザーのセキュリティ ID>
HKEY_CURRENT_CONFIG HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Hardware Profiles\Current

対応するキーへの移動

HKEY_LOCAL_MACHINEとHKEY_CURRENT_USERにそれぞれ同名のキーが存在する場合、そのキーのコンテキストメニューから対応するキーに移動できます。

  • HKEY_CURRENT_USER に移動 (Go to HKEY_CURRENT_USER)
  • HKEY_LOCAL_MACHINE に移動 (Go to HKEY_LOCAL_MACHINE)
Switch Between HKCU and HKLM Keys in Registry Editor in Windows 10 | Windows 10 Tutorials (2017/04/01)

キーへのアクセス

お気に入り

キーをお気に入りに登録しておくと、そのキーへ簡単にアクセスできるようになります。それはメニューの【お気に入り】より行えます。

アドレスバー

Windows 10 Insider Preview Build 14965以降、アドレスバーが追加されています。ここにキーへのパスを入力することで、すばやくそのキーへアクセスできます。Windows 10 Insider Previewを試す(第69回) - コントロールパネルが消えた? OSビルド14942 | マイナビニュース 阿久津良和 (2016/10/11)

アドレスバーが表示されていない場合には、メニューの【表示 → アドレス バー】にチェックを入れます。Turn On or Off Address Bar in Registry Editor in Windows 10 Apps & Features Tutorials Shawn Brink (2017/04/01)

コマンドラインによる操作

Windows XP以降

regコマンドにより操作できます。

Windows XPより前

regeditの引数で操作できます。一部の引数は、XP以降でも有効です。

regedit [/L:system] [/R:user] [/C] [/R] [/E] [/S] [/C] filename [Registry_key]
How to edit the Registry from the Command Prompt

登録エントリ ファイルによる操作

登録エントリ ファイル (Registration entries files) では、キーの追加や削除、値の変更を一括して行えます。

追加や変更の構文は、メニューの【ファイル → エクスポート】から登録ファイル (.reg) を作成することで確認できます。

Windows Registry Editor Version 5.00

; Comment
[RegistryPath1]
"DataItemName1"=DataType:DataValue1
"DataItemName2"="DataString2"

[RegistryPath2]
"DataItemName3"=DataType:DataValue3

キーが存在しなければ作成されます。値が存在しなければ追加され、存在すれば変更されます。

regファイルの実行時に「*** をインポートできません。データの一部をレジストリに書き込むことができませんでした。システムまたはその他のプロセスによって開かれているキーがあるか、この操作を行うのに十分な特権がありません。」として失敗するときには、管理者権限で起動したコマンドプロンプトからregファイルを実行するか、そのコマンドプロンプトからREG IMPORTで読み込みます。

削除

キーのパスの先頭にハイフン (-) を記述することで、キーを削除できます。

[-RegistryPath]

値にハイフンを指定することで、その値を削除できます。

"DataItemName"=-

トラブル対処法

キーを開けない

キーを表示しようとして、

...を開けません。
エラーによりこのキーを開けません。
詳細: アクセスが拒否されました。

のようにアクセスが拒否される場合には、レジストリエディタを管理者権限で実行します。

表示できないのは読み取り権限がないためであり、そのキーのコンテキストメニューの[アクセス許可]から、権限を与えることでも表示できます。

値を書き込めない

キーを編集しようとして「... を編集できません。値の内容を書き込み中に、エラーが発生しました。」のようにエラーとなる場合には、管理者権限で起動します。

書き込めないのは書き込みの権限がないためであり、その権限を与えることでも編集できるようになります。

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