自動補完は、入力しようとしているキーワードが推測され、その予測されたキーワードの一覧から選択するだけで、キーワードを入力できる機能です。
補完の候補として表示されるキーワードは、
の2つがあります。
自動補完の候補を表示するには、自動で表示させる方法と、手動で表示させる方法の2つがあります。
メニューの【設定 → 環境設定 → 自動保存/入力補完】にある[入力の毎に補完を行う]にチェックを入れます。
キーワードの入力中に、メニューの【編集 → Auto-completion】から[関数名補完]または[単語補完]を選択します。または、キーボードから Ctrl + Spaceを押下します。
関数名補完は、あらかじめ登録されたキーワードしか補完できません。よって希望するキーワードが候補に表示されないならば、それを登録する必要があります。
この定義ファイルはNotepad++のインストール フォルダ以下のplugins/APIs (またはautoCompletion) フォルダにあり、これを編集することで任意のキーワードを登録できます。未定義の言語を追加するには、このフォルダに「言語名.xml」の名前でファイルを作成します。
たとえばPHP用の定義ファイル (php.xml) は、次のような内容となっています。
<?xml version="1.0" encoding="Windows-1252" ?> <NotepadPlus> <AutoComplete> <KeyWord name="abs" func="yes"> <Overload retVal="int"> <Param name="int number" /> </Overload> </KeyWord> <KeyWord name="abstract" /> ... </AutoComplete> </NotepadPlus>
キーワードを定義するだけならば、<KeyWord>要素を追加するだけです。
<?xml version="1.0" encoding="Windows-1252" ?> <NotepadPlus> <AutoComplete> <KeyWord name="above" /> <KeyWord name="abs" /> ... <KeyWord name="_content" /> </AutoComplete> </NotepadPlus>
<KeyWord>は、name属性のASCIIコード順に並べられている必要があります。さもなくば自動補完は機能せず、そのときは警告すら表示されません。
要素 | 説明 |
---|---|
AutoComplete | 自動補完の定義 |
Environment | 全般の設定 |
KeyWord | キーワード |
Overload | |
Param | 引数? |
属性 | 説明 |
---|---|
ignoreCase | 大文字/小文字の区別
|
startFunc | |
stopFunc | |
paramSeparator | |
terminal | |
additionalWordChar |
属性 | 説明 |
---|---|
name | |
func |
属性 | 説明 |
---|---|
retval | |
descr |
属性 | 説明 |
---|---|
name |