コマンドラインのパラメータの書式は、
AutoHotkey.exe [Switches] [Script Filename] [Script Parameters]
で、コンパイルされたスクリプトのそれは、
CompiledScript.exe [Switches] [Script Parameters]
となります。違いは、スクリプト ファイルの指定の有無です。
パラメータ | 説明 |
---|---|
/f または /force | 警告のダイアログを表示せず、無条件に起動する |
/r または /restart | スクリプトが再読み込みされていることを示す。
(これはReloadコマンドによって使用される) |
/ErrorStdOut | 構文エラーをダイアログ表示ではなく、標準出力へ送る |
/DEbug | デバッグ クライアントに接続する |
/CPn | スクリプト ファイルの読み込みに使用する既定のコードページを上書きする
|
スクリプト パラメータを指定しないときは、これを省略できます。省略されたときは、次の場所のファイルが実行されます。
スクリプト ファイルが存在しないときは、それの作成が促されます。
スペース区切りでスクリプトに文字列を渡せます。パラメータにスペースを含むときには、そのパラメータをダブルクォーテーション (") で囲みます。ダブルクォーテーションを含むときには、それをバックスラッシュ (\) でエスケープします。
たとえば、
AutoHotkey.ahk AA "BB CC" \"DD\"
のようにパラメータを渡すと、組み込み変数には次のように格納されます。
変数 | 値 |
---|---|
%0% | 3 |
%1% | AA |
%2% | BB CC |
%3% | "DD" |
%4% | (空文字) |